2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『アリバイ地獄』(☆2.3) 著者:斎藤栄

仙台市内の不動産会社営業部長・長谷川勇次とその妻・正子の惨殺死体が発見された。容疑者として、日頃から仲が悪く、往き来が殆どないという、横浜に住む勇次の兄・竜一が浮かぶが、竜一には鉄壁のアリバイがあった。事件の日の夕方、自宅近くで起きたガケ…

本楽家かるた『た』やっと完成です。。。

昨年12月より募集開始された本楽家協会発行『本楽家かるた』のデザイン。 協会員である私にも「た」の字のお題が言い渡された。 それからまもなく4ヶ月。 まったく手をつけないまま過ごしてしまいました。 いえ、忘れてた訳じゃないんですよ。 いろいろと…

『パーフェクト・ワールド Book.3』(???)

http://img.7andy.jp/bks/images/i7/31851947.JPG 芸妓・梅吉から手渡された千手観音の切り絵をヒントに、エースとレイは京都の名所を駆け巡る。謎の"ワンネス"に迫るふたりの行く先々に見え隠れするのは、「絶対に外れない占い師」―"黒老婆"の影。エースが…

『パーフェクト・ワールド Book.2』(☆???)

http://img.7andy.jp/bks/images/i0/31838050.JPG 車イスの青年"エース"こと一角英数は、留学生レイの消えた父親を捜す唯一の手がかり―1週間に1度だけ京都の名所のどこかに現れるという謎の"ワンネス"を求め、調査を開始する。二条城、清水寺、北野天満宮―名…

五輪サッカー男子2次予選「日本VSシリア」

オシムジャパンがそれなりにいいスタートを切ったの続き、今回はオリンピックを目指す反町ジャパンの登場。 予選は勝っているものの、その内容については厳しい意見が相次ぐだけに、そろそろ内容も問いたいところ。 先発メンバーは以下の通り 李 平山 家長 …

『饗宴(シュンポシオン) ソクラテス最後の事件』(☆4.3)

http://img.7andy.jp/bks/images/i1/31819671.JPG ペロポネソス諸国との戦争をきっかけに、アテナイは衰微の暗雲に覆われつつあった。そんななか、奇妙な事件が連続して発生する。若き貴族が衆人環視下で不可解な死を遂げ、アクロポリスではばらばらに引きち…

『二人道成寺』(☆4.3) 著者:近藤史恵

http://img.7andy.jp/bks/images/i7/31354267.JPG 不審な火事が原因で意識不明となった歌舞伎役者の妻・美咲。その背後には二人の俳優の確執と、秘められた愛憎劇が―。「摂州合邦辻」に託された、ある思いとは?梨園の名探偵・今泉文吾シリーズの白眉。 yahoo…

『蹴りたい田中』(☆3.3) 著者:田中啓文

http://img.7andy.jp/bks/images/i2/31379532.JPG 第二次大戦下で鬱屈する少年兵たちの、複雑な心象を描破した珠玉作「蹴りたい田中」で第130回茶川賞受賞後、突如消息を絶った伝説の作家・田中啓文。その稀有なる才能を偲んで、幼少時から出奔までの偉大な…

『宇宙捜査艦《ギガンテス》』(☆2.0)

http://img.7andy.jp/bks/images/i0/30941310.JPG 殺人現場は密室―!?汎用小型宇宙惑星「SV998」の地球環境居住区で発見されたのは、地球人の親善大使の死体だった。事件の担当を命じられたのは、乗組員すべてが宇宙軍諜報部所属の特別捜査官である、捜査艦「…

キリンチャレンジカップ『日本VSペルー』

2007年最初のオシムジャパンの試合。 海外組として始めて中村俊輔と高原が合流しての試合だけに、次のステップに踏み出してほしいところ。 注目の先発メンバーは 高原 巻 遠藤 中村 鈴木 阿部 駒野 加地 中澤 田中(笑) 川口 でした。 試合は序盤ペルーがリ…

『タイムスリップ森鴎外』(☆3.8) 著者:鯨統一郎

http://img.7andy.jp/bks/images/i0/31553100.JPG 何者かに殺されかけ、大正11年から現代の渋谷にタイムスリップしてしまった、明治の文豪・森鴎外。道玄坂で若者に袋叩きにされているところを女子高生・うららに助けられる。彼女の友人達の助けを借り、元の…

「私のお部屋バトン」が回ってきました。

本楽家協会の有閑(?)マダム、しろねこさんからバトンが回ってきました。 その名も「私のお部屋バトン」。 むむ、私の部屋はつまんないだけに晒しても自分が傷つくだけのような(笑)。 でも頂いたからにはやらなくてはいけません。 ではスタート。 (ちな…

『明智小五郎対金田一耕助 名探偵博覧会II』(☆2.8)

http://img.7andy.jp/bks/images/i0/31819670.JPG 昭和12年の冬、薬問屋の娘の依頼を受けて、商都大阪を訪れた若き日の金田一耕助。老舗二軒の本家争いに端を発する騒動は、金田一の到着とともに異様な事件に発展する。一方、時を同じくして同地に立ち寄った…

『Deep love アユの物語 完全版』(☆1.4) 著者:Yoshi

http://img.7andy.jp/bks/images/i1/31069871.JPG 2000年、春。渋谷の高校生たちの間で、1人の少女が伝説となりました。彼女の名前は『アユ』。ケータイサイトで発表された連載小説『Deep Love』の主人公。 エンコーをする17歳の少女。人から愛されること、…

「ペルー戦日本代表発表」

24日、日産スタジアムで行われる「キリンチャレンジカップ」ペルー戦の日本代表が発表されました。 メンバーは以下の通り。 GK: 川口能活(磐田) 川島永嗣(川崎) 西川周作(大分) DF: 中澤佑ニ(横浜FM) 坪井慶介(浦和) 田中マルクス闘莉王…

『『刀語 第2話』(☆3.7)

http://img.7andy.jp/bks/images/i6/31838046.JPG 無刀の剣士・鑢七花と野心を秘めた謎の奇策士・とがめは、一路、西へ!伝説の刀鍛冶・四季崎記紀が完成させた"刀"は十二本―残る十一本は誰が?何処に?愛と復讐の旅路に迫る危機また危機!刀語、第二話の対戦相…

『少年は探偵を夢見る 森江春策クロニクル』(☆3.6)

http://img.7andy.jp/bks/images/i6/31685276.JPG 少年の日、妖しいキネオラマにて怪人と名探偵に出会った森江春策。中学生となった彼は、「存在しない13号室」のあるアパートで起きた殺人事件を解決し、大学時代には、二都で起きた怪死を繋ぐ意外な真相を看…

ゆきあやさんに捧ぐ『ルールバトン(ミステリ版)』(笑)

「すべてが猫になる」のゆきあやさんから回ってきた「ルールバトン」に前回の記事で挑戦いたしました。 その結果、愛を疑われてしまいました(笑)。 まあ、ゆきあやさんが読んでないという所だけ前提にして、小栗虫太郎(よりによって)以外はミステリでは…

またしても『ルールバトン』が回ってきました。

「すべてが猫になる」のゆきあやさんからバトンが回ってきました。 その名も「ルールバトン」。 ・・・・・・ またかよ!? この前もべるさんから同じバトンが回ってきたぞ!? べるさんとゆきあやさんが読んでない本ってなんだよ!? ハードル高すぎだっつ…

『刀語 第1話』(☆3.5)

http://img.7andy.jp/bks/images/i3/31826983.JPG 「虚刀流はよ、刀を使わないからこそ強いんだ」;伝説の刀鍛冶、四季崎記紀(しきざききき)がその人生を賭けて鍛えた12本の"刀"を求め、無刀の剣士・鑢七花(やすりしちか)と美貌の奇策士・とがめが征く!刀語(…

『贋作『坊ちゃん』殺人事件』(☆4.2) 著者:柳広司

http://img.7andy.jp/bks/images/i8/30879698.JPG 東京に戻った三年後、"おれ(坊っちゃん)"は、山嵐から赤シャツの死を知らされる。真相を求め、再び四国へ向かう二人だが…。 漱石作品に浮かび上がるもう一つの物語。 第12回朝日新人文学賞受賞作。 amazonよ…

『僕の殺人』(☆3.8)

http://img.7andy.jp/bks/images/i6/18892266.JPG 僕が5歳の時、信州の別荘で起こった惨劇―それは僕自身の記憶と両親を奪い去った!! あれから10年、事件の真相に迫ろうとする男が現れ、殺された。 あの事件には、なにか封印された秘密がある。 僕は犠牲…

『ルールバトン』でございます。

ミステリ読書録のべるさんからバトンが回ってきました。 その名も「ルールバトン」。 タイトルの意味はよく分かりませんが、設問は非常に解答しやすいですね(笑) ということで、やるまえにまずはルール説明。 ルール Q1~3は回してくれた人の質問に答え…

『パーフェクト・ワールド Book.1』(☆4.0???)

http://img.7andy.jp/bks/images/i2/31826982.JPG 2007年は毎月流水! 大河ノベル開始!;2人の青年が出会った時、英語と京都と運命を巡る壮大な物語が始まる。清涼院流水が毎月1冊12カ月連続書き下ろしで贈る渾身の大作。大河ノベル堂々の発進! amazonより お…

『ηなのに夢のよう』(☆3.7)

http://img.7andy.jp/bks/images/i2/31827082.JPG 地上12メートルの松の枝に首吊り死体が!遺されていたのは「ηなのに夢のよう」と書かれたメッセージ。 不可思議な場所での「η」の首吊り自殺が相次ぐなか、西之園萌絵は、両親を失った10年まえの飛行機事故の…

『刑事失格』(☆3.0)

http://ec2.images-amazon.com/images/P/4062632985.09._AA240_SCLZZZZZZZ_.jpg 死体の咬傷(かみきず)が刑事志望の警官の運命を変えた。 鶯橋派出所管内で起きた殺人事件。死体に残された噛み傷、何かを隠しているそぶりの同僚、夜ごと駅前にたむろしてい…

『恋愛バトン』でございます。

紅子さん、冴さんがやっておられた恋愛バトン。 恥ずかしながら、やってみました。まあ春ということでお許しください。 っていうか、こんなモテナイ男の恋愛バトンを見て面白いのか?という気がするんだけど。。。 ルール:答えは○、△、×で答える(コメント…

『きみとぼくの壊れた世界』(☆3.4)

http://shop.kodansha.jp/bc/gif/42/182342-1.gif 維新、全開!これぞ「きみとぼく」本格ミステリのすべて! ミステリの伝言ゲームは続いている! 禁じられた一線を現在進行形で踏み越えつつある兄妹、櫃内様刻(ひつうちさまとき)と櫃内夜月(よるつき)。…

『僕らが愛した手塚治虫』(☆4.4)

http://img.7andy.jp/bks/images/i2/31808832.JPG 小学館のPR誌『本の窓』連載の「僕らが愛した手塚治虫」の第1回から第27回までをまとめた一冊。著者が子供時代から青春時代にかけて夢中になった手塚治虫とその作品について思いのままに綴り、手塚マン…

『キララ、探偵す。』(☆3.8) 著者:竹本健治

http://img.7andy.jp/bks/images/i5/31835005.JPG アイドル好きの童貞オタク大学生・乙島侑平は、研究者の従兄から新製品のモニターを頼まれた。ところが届いた新製品とは、なんと美少女メイドロボット「キララ」。人間とまったく見わけのつかない超美少女メ…