2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『九尾の猫』

手当たり次第に殺人を犯し、ニューヨーク全市を震撼させた連続絞殺魔<猫>の正体は? <猫>が通りすぎた後に残るものはただ二つ--死体とその首にまきついた絹紐だけだった。おそるべき連続殺人をつなぐ鎖の輪を求めて、エラリイと<猫>に息詰まる頭脳戦…

『ローマの休日』 監督:ウィリアム・ワイラー

マ訪問中の小国の王女が大使館を抜けだす。初めての”自由”に大はしゃぎ。そして、通りがかりのアメリカ人記者と知り合い、街中を冒険するうちに恋が芽生える…。ご存じ、オードリー・ヘプバーン初主演作にしてアカデミー主演女優賞に輝いた不朽のラブ・ロマン…

『盤面の敵』

四角いエリアの四隅に四つの家が配置されているヨーク・スクエア。そこには従兄弟姉妹の男女4人がそれぞれ住んでいた。ある日その内の一人に家の敷地と同じ形をしたカードが送りつけられ、その直後に石のブロックを顔面上に落とされ殺される。そして同様に…

『タキシード銀』 著者:松浦聡彦

バイク事故が原因で浮遊霊となった銀次は、なんとペンギンに生まれ変わった!! 銀次が人間に戻り、愛する美奈子さんに会える日は来るのか!? これは、昔「週刊少年サンデー」に連載されていて、当時すごくはまった漫画です。 設定は、初恋の人とのデートを…

『殺人方程式 切断された死体の問題』

新興宗教団体の教主が殺された。儀式のために籠もっていた神殿から姿を消し、頭部と左腕を切断された死体となって発見されたのだ。厳重な監視の目をかいくぐり、いかにして不可能犯罪は行われたのか。二ヵ月前、前教主が遂げた奇怪な死との関連は?真っ向勝負…

年末

今年もあと少しで終わりますが、寒い年末を迎えて生活には大きい変化が~。 今の会社は契約社員でずっと勤めてきたんですけど、実は先月末で急に契約が終了してしまいました。 何故かというと、今話題の「耐震設計偽造疑惑」に巻き込まれたからです。 僕の担…

『藍より青し』 著者:文月 晃

大学2年生・花菱薫(はなびしかおる)は学校の帰り道、一人の和服の少女に出会った。 尋ね人があるという彼女を手伝ってあげる薫だが、メモの住所はすでに空き地になっていた。落胆する彼女のもっている写真に写っていたのは、なんと幼いころの彼女と薫自身…

『羽衣伝説の記憶』

警視庁捜査1課の吉敷竹史は、ふと入った画廊で作者のない"羽衣伝説"と題された彫金を目にした。これは、別れた妻・通子の作品では?妻への思いをかきたてられた吉敷は、ホステス殺しの真犯人を追いつつ訪れた伝説の地で、意外にも妻の出生の秘密に行きあたる…

無事終了~

えー、今回の「泣いた赤おにと泣かれた青おに」無事終了しました。 集客は今ひとつでしたが、見にこられたお客さんにはそれなりに好評だったような気がします。 今回は再演ということで、初演から役者をほぼ一新して望んだんですが、ある回に初演の役者さん…

『寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁』

双眼鏡で覗きをしていた男が、豪華マンションの浴室で顔の皮をはがされた若い女の死体を発見!だが、割り出された死亡推定時刻に彼女は、「はやぶさ」に乗っていた。不可能を可能にしたトリツクは何か?時間の壁と"完全犯罪"に敢然と挑む捜査一課の吉敷竹史の…

『奇跡島の不思議』

孤島、"奇跡島"。昭和初期、名家の娘の手により享楽の館が築かれたが、彼女の不可解な死以来封印されてきた魔島。そこに眠る膨大な美術品を鑑定するために島を訪れた美大の芸術サークル。彼らを出迎えたのは凄惨な連続殺人だった。脱出不可能のパニックのな…

初日を終え

初日を無事終え、今日は昼から小屋入り。昨日は緊張のせいか役者もみすが多く巻き返してもらわないとね。 今回の舞台では後半ずっと雪が降ってるんですけど、舞台の袖でずーっと紐を上下させてるわけで、これがまた地味に辛い。終わるころには、インナーマッ…

いよいよ明日から

いよいよ、明日から舞台の本番が始まります。 今日は朝から一日中、劇場で仕掛けやセットの準備だったんですが・・・ 徹夜で小道具の直しをしてたら、思いっきり集合時間に遅刻!! 舞台監督さんに思いっきり怒られてしまいました。 うーん、反省~。 忙しく…

『人狼城の恐怖』(全4部作)

《人狼城》は独仏の国境の峻険な渓谷の上に屹立する古城。城主を〈人狼〉に惨殺されたという言い伝えのある曰く付きの城だ。1970年、西独の製薬会社が10名の客をこの城に招待した。長い間、人が近づくのを峻拒してきた頃に滞在し始めた人々の上に、伝…

『靴に棲む老婆』(『生者と死者と』改題)

靴作りで巨億の財をなして《靴の家》に住む、老婆と六人の子供たち。 この一家に時代錯誤な決闘騒ぎが勃発、エラリーらの策も虚しく、不可解な殺人劇へと発展する。 ”むかし、ばあさんおったとさ、靴のお家に住んでいた”─マザー・グースの童謡そのままに展開…

『海の闇 月の影』 著者:篠原千絵

一卵性の双子、「流水」と「流風」、2人は高校まで何でも一緒に過してきた、ある日、流風は陸上部の先輩に告白されるが、先輩の事は流水も好きなのを知っていて悩む流風、そんな中、陸上部の面々は雨宿りした場所で古墳を発見したのだが・・・。 篠原千絵さ…

『聖アウスラ修道院の惨劇』

野尻湖畔にある修道院の塔で起こった2つの密室殺人。満開の桜の枝に、裸で逆さに吊るされた神父の首なし死体。ヨハネ黙示録に見たてた連続殺人。そして、不可解な暗号文も発見されたのだ。神秘の領域で惨劇が繰り返される。名探偵・二階堂蘭子の推理が、つい…

『出雲伝説7/8の殺人』

山陰地方を走る6つのローカル線と大阪駅に、流れ着いた女性のバラバラ死体!なぜか首はついに発見されなかった。捜査の結果、殺された女は死亡推定時刻に「出雲1号」に乗車していたらしい。休暇で故郷に帰っていた捜査一課の吉敷竹史は、偶然にもこの狂気の犯…

『吸血の家』

江戸時代から遊郭を営んでいた旧家にもたらされた殺人予告。かつて狂死した遊女の怨霊祓いの夜、はたして起きた二つの殺人事件。折しも乱舞する雪は、24年前の惨劇にも似て……。名探偵・二階堂蘭子が解き明かす《密室》そして《足跡なき殺人》の謎。美しき…

『地獄の奇術師』

十字架屋敷と呼ばれる実業家の邸宅に、ミイラのような男が出没した。顔中に包帯を巻いた、異様な恰好である。自らを「地獄の奇術師」と名乗り、復讐のためにこの実業家一族を皆殺しにすると予告をしたのだ。「地獄の奇術師」の目的は何なのか。女子高生で名…

『セリヌンティウスの舟』 著者:石持浅海

ルールはひとつ。信じること。 メロスの友の懊悩を描く、本格の新地平! 荒れ狂う海で、六人のダイバーはお互いの身体をつかんで、ひとつの輪になった。米村美月、吉川清美、大橋麻子、三好保雄、磯崎義春、そして僕、児島克之。 石垣島へのダイビングツアー…

『オランダ靴の謎』

オランダ記念病院の手術台にのせられた百万長者の老婦人は、白布をめくると、すでに針金で絞殺されていた。犯人は病院の中にいる? エラリーを前にして、第二の殺人がおこった。作者が典型的なフェアプレイで、あらゆる手がかりを与え、読者に挑戦した本格作…

『魔王』 著者:伊坂幸太郎

「小説の力」を証明する興奮と感動の新文学 不思議な力を身につけた男が大衆を扇動する政治家と対決する「魔王」と、静謐な感動をよぶ「呼吸」。別々の作品ながら対をなし、新しい文学世界を創造した傑作! amazon紹介より はじめに断っておくと、これはミス…