たいりょうのちょっと一息

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時代小説

『聚楽 太閤の錬金窟』(☆4.5) 著者:宇月原晴明

秀吉の天下統一もなって数年。「殺生関白」秀次は、異端の伴天連ポステルと聚楽第に巨大な錬金窟を作りあげ、夜ごとの秘儀を繰り広げていた。京洛の地下に隠された謎をめぐって暗躍する家康・三成らの諸侯、蜂須賀党・服部党の乱破、イエズス会異端審問組織…

『信長 あるいは戴冠せるアンドロギュヌス』(☆3.4) 著者:宇月原晴明

1930年、ベルリン滞在中のアントナン・アルトーの前に現れた日本人青年は、ローマ皇帝ヘリオガバルスと信長の意外なつながりを彼に説いた。ふたりはともに暗黒の太陽神の申し子である。そして口伝によれば、信長は両性具有であった、と…。ナチ台頭期のベルリ…

『壬生義士伝』(☆4.2) 著者:浅田次郎

あらすじ 旧幕府軍の敗退がほぼ決した鳥羽伏見の戦。大坂城からはすでに火の手が上がっていた。そんな夜更けに、満身創痍の侍、吉村貫一郎が北浜の南部藩蔵屋敷にたどり着いた。脱藩し、新選組隊士となった吉村に手を差し伸べるものはいない。旧友、大野次郎…

『柳生十兵衛死す』(☆4.0) 著者:山田風太郎

あらすじ 鴉がしきりに鳴く…。茫々と薄墨に染まる木津川の河原に一人の男があおむけに倒れていた。抜きはなった刀身は血ぬられ、脳天から鼻ばしらに絹糸のような刀のすじが見える。「こんなことが!我らの殿をかくも見事に斬るとは!」。死者は天下無敵の剣豪…

『魔界転生』(☆4.9) 著者:山田風太郎

あらすじ 島原の乱に敗れ、かろうじて生き延びた天草側の軍師、森宗意軒は、幕府への復讐を誓い、死者再生の秘法「魔界転生」を編み出した。それは、現世に不満を抱く希有の生命力の持ち主を魂だけ魔物にして蘇生させるという桁はずれの超忍法だった。これに…

『黎明に叛くもの』(☆4.8) 著者:宇月原晴明

あらすじ ペルシアの暗殺法を伝える山で刺客として育てられた美貌の稚児。志を胸に山を下りた少年は、長じて松永久秀と名乗り、京を手中に収める。織田信長より過激、斎藤道三よりしたたか―戦国一婆娑羅な悪党は、妖しの法を自在にあやつり、信玄、謙信、光…

『安徳天皇漂海記』(☆3.3) 著者:宇月原晴明

悲劇の壇ノ浦から陰謀渦巻く鎌倉、世界帝国元、滅びゆく南宋の地へ。 海を越え、時を越えて紡がれる幻想の一大叙事詩。 Yahoo紹介 宇月原さんという名前は存じていたが、その著作の多くは名を知らずまたどういうものを書かれているか知らなかった。 ただわり…