『ルールバトン』でございます。

ミステリ読書録のべるさんからバトンが回ってきました。
その名も「ルールバトン」。
タイトルの意味はよく分かりませんが、設問は非常に解答しやすいですね(笑)

ということで、やるまえにまずはルール説明。

ルール
Q1~3は回してくれた人の質問に答える♪
Q4で次の人への質問を3つ♪
Q5でバトンをくれた人にメッセージ♪
Q6でバトンを回す人(3人)を挙げる♪

だそうです。では早速やってみたいと思います^^


Q1. この作家さんは面白い!っていうお薦めの作家さんを3人。


べるさんが読まれないような作家をと思ったのですが、まったく思いつきませんでした^^;;
とはいえ法月綸太郎浅田次郎、横溝、クイーンを挙げてもいまさらですのでねえ、違う人を選びました。
でもあの人は入っています(笑)。

太田忠司さん
☆柳田邦男さん
☆福永武彦さん

みなさん、スムーズに作品に入りやすい作家さんだと思いますが、どうでしょう。


Q2. Q1の作家さんの、この作品は絶対いい!っていうお薦めの作品を3つずつ。


< 太田忠司さん>
①「新宿少年探偵団」シリーズ
②「殺人三部作」シリーズ
③「黄金蝶ひとり」

①はライトな少年探偵モノと思わせておいての最終巻の壮大なエンディングに涙。絶対最初からお読みください。
②は太田先生初期の代表作。哀切な語り口はこの頃から健在。近く再読予定。
③は個人的に「ミステリー・ランド」シリーズの最高傑作のひとつだと思っています。

まったく関係ありませんが、『甘栗と金貨とエルム』の主人公甘栗君の父親が過去の太田作品に登場しているのかがどうしても気になり、太田先生に直接聞いててみたところ、初登場ということでした。
不躾な質問に快くお答えいただきありがとうございました。

< 柳田邦男さん > 
①「マッハの恐怖」
②「続・マッハの恐怖」
③「空白の天気図」

①は初めて読んだ飛行機事故ノンフィクション。事故調査委員会のあまりな裁定に愕然。
②は①の続編。事故においてヒューマンエラーだけではなく、なぜそれが起こったのかという検証が大切だとつくづく感じます。
③は広島の原爆を気象予報士の視点から描いた隠れた名品。とにかく必読ですよ~。

< 福永武彦さん >
①「草の花」
②「夜の時間」  
③「死の島」

①は問答無用の代表作。かつて新潮100冊にも入っていた珠玉の恋愛(?)小説。
②は「夜の三部作」シリーズの1篇にして、映画「時をかける少女」の実質的原作。
③はおそらく福永文学の集大成にして最高傑作。あの「失われた時を求めて」とよく比較される。


Q3. Q1の作家さんじゃないけど、この作品はお薦め!っていうのを3つ。


今年読んだ中で当たりだった3作。

西尾維新化物語」
②ルイ=トマ・ペルティエ「お人形と結婚した男」
③ジョナサン・キャロル死者の書

①は現時点での西尾さん最高傑作だと思っています。とにかく戯言絶好調♪
②は、もうフランシス応援団としては絶対に挙げなければならない作品でしょう(笑)。
③は、正真正銘の傑作。それ以外とくに付け加えることはございません、はい。


Q4. 次の人への質問


えっと、本来ならここで次の人への違う質問(3つ)を考えなければいけない所なのですが・・・
この質問が面白いので、そのまま回します・・・勝手に変えてごめんなさい!(横着者?)

(↑せっかくなのでこの質問のまま。ということでべるさんの解答をコピペしております・笑)

Q5. バトンをくれた人にメッセージ


「ミステリ読書録」開設初期からのお付き合いありがとうございます。
最近はなかなか読んだ作品が少なくてコメントが出来ませんが、逆にこの本読みたい!!という意欲を掻き立てられます。
今年もコメント数1位を死守するべく、切磋琢磨いたしますので、その暁にはぜひ月野さん抜きで美術館へ。。。


Q6.バトンを回す人(3人)


あんごさん
めぽさん
ぞうの耳さん

にお願いしようと思います。
それぞれのゲスブにお持ちいたします♪