2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『傘を折る女』

「小説現代」メフィストに最新号に掲載された読み切りです。 長さは2段組約90ページなので、中篇程度になりますかね~。図書館で本を探してる時に偶然見つけたので、その場で呼んでみました。 時代設定は、御手洗が海外に旅立つ前、ということで久しぶり…

『僕の好きな御手洗潔』BEST 5

最近いろんな方がブログで島田作品の感想を書かれているのを見て、ふと自分がどれくらい読んでるのかな~と思って、索引を検索してみました。 そうしたら全部ちゃんと読んでました。 初めて読んだのが『暗闇坂の人喰いの木』、そこから『占星術殺人事件』を…

アニメ版『NANA』を観て・・・

4月からアニメ版『NANA』が始まりました。 毎週楽しみに見てるんですけども、結構いい感じに仕上がってるんじゃないんでしょうか。 かなり原作に忠実(特にハチの行動に驚く時のナナの表情なんかは漫画そのまんま!!)に出来てて、声優さんもなかなか…

やっと

やっと、実家にもインターネットが開通しました。 申し込んでから約2ヶ月、長かったですね~。 という事で、ぼちぼち更新ペースも上がっていくんではないかと自分なりに期待しています。 という事で、改めてよろしくお願いします。

『カーの復讐』

古代エジプトの秘宝「ホルスの眼」という名のメダリオン。この素晴らしさに心魅かれる男がいた。その名は怪盗アルセーヌ・ルパン。彼はそのお宝を頂戴するために、発掘者ボーバン博士に近づくが、博士の居城「エイグル城」で、ルパンを待ち受けていたのは奇…

『ドミノ』

一億円の契約書を待つ、締切直前のオフィス。オーディション中、下剤を盛られた子役の少女。推理力を競い合う大学生。別れを画策する青年実業家。待ち合わせ場所に行き着けない老人。老人の句会仲間の警察OBたち。真夏の東京駅、二七人と一匹の登場人物はそ…

魔王城殺人事件

星野台小学校5年1組の翔太たちは、探偵クラブ「51分署捜査1課」を結成した。いくつかの事件を解決し、ついに、町のはずれにある悪魔の巣窟のような屋敷、デオドロス城(僕たちが勝手に名付けた)にまつわる数々の怪しいウワサの真相を確かめるべく探険すること…

怪盗グリフィン、絶体絶命

ニューヨークの怪盗グリフィンに、メトロポリタン美術館(通称メット)が所蔵するゴッホの自画像を盗んでほしいという依頼が舞いこんだ。いわれのない盗みはしないというグリフィンに、依頼者はメットにあるのは贋作だと告げる。「あるべきものを、あるべき場…

『和時計の館の殺人』

巨大な塔時計の一風変わった文字盤が見守る中、怪事件が連続する!和時計の刻む独特の時間は、事件と関わりなく流れているようでもあり、犯罪に荷担しているようでもあり…。邸内を和時計に埋め尽くされた田舎町の旧家・天知家で、遺言書の公開と相前後して起…

『世界の終わり、あるいは始まり』

東京近郊で発生した小学生誘拐事件。父親の勤務先に身代金要求を告げるメールが届けられた。不可解なことに、要求金額はわずか200万円でしかなかった。そんな中、事件が起こった町内に住む富樫修は、ある疑惑に取り憑かれる。小学校6年生の息子・雄介が事件…

『ジェシカが駆け抜けた七年間について』

カントクに選手生命を台無しにされたと、失意のうちに自殺したアユミ。ジェシカは自分のことのように胸を痛め、カントクを憎んだ。―それから七年、ジェシカは導かれるように、そこへやって来た。目の前には背中を向けてカントクが立っている。ジェシカは側に…

『地底獣国(ロスト・ワールド)の殺人』

一九三〇年代。創世記の伝説を探るためアララト山を目指した「ノアの方舟探検隊」の飛行船。奇人学者や美人秘書、新聞記者ら一行を待ち受けていたのは絶滅したはずの恐竜と謎の部族、そしてスパイに連続殺人。冒険に満ちた古の怪異を、博覧強記の俊英が精緻…

『ネコソギラジカル

「よう―俺の敵」“世界”を、そして“物語”を終わらせるため、「ぼく」こと“戯言遣い・いーちゃん”に「狐面の男」はささやく。キーワードは、加速。そして、世界の終わり。何より、物語の終わり。待ち受ける刺客、"十三階段"の向こう側にある"終わり"の果てにあ…

『ヒトクイマジカル ~殺戮奇術の匂宮兄妹~』

「…具体的に、あなたは何の研究をしているのですか?木賀峰助教授」「死なない研究―ですよ」永遠に生き続ける少女、円朽葉をめぐる奇怪極まりない研究のモニターに誘われた“戯言遣い”こと「ぼく」は、骨董アパートの住人・紫木一姫と春日井春日とともに京都北…

『サイコロジカル ~兎吊木垓輔の戯言殺し~』

「きみは玖渚友のことが本当は嫌いなんじゃないのかな?」天才工学師・玖渚友のかつての「仲間」、兎吊木垓輔が囚われる謎めいた研究所―堕落三昧斜道卿壱郎研究施設。友に引き連れられ、兎吊木を救出に向かう「ぼく」こと"戯言遣い・いーちゃん”の眼前に広げ…

『クビツリハイスクール ~戯言使いの弟子~』

「紫木一姫って生徒を学園から救い出すのが、今回のあたしのお仕事」「救い出すって…まるで学園がその娘を拘禁してるみたいな言い方ですね」人類最強の請負人、哀川潤から舞い込んだ奇妙な依頼に従って私立澄百合学園、またの名を"首吊高校"に潜入した「ぼく…

『クビシメロマンチスト ~人間失格・零崎人識~』

鴉の濡れ羽島で起こった密室殺人事件から二週間。京都、私立鹿鳴館大学。「ぼく」こと“戯言遣い・いーちゃん”が級友・葵井巫女子とその仲間たちと送る日常は、古都を震撼させる連続殺人鬼“人間失格・零崎人識”との出会いによって揺らめき脆く崩れ去っていく―…