『パーフェクト・ワールド Book.2』(☆???)



車イスの青年"エース"こと一角英数は、留学生レイの消えた父親を捜す唯一の手がかり―1週間に1度だけ京都の名所のどこかに現れるという謎の"ワンネス"を求め、調査を開始する。二条城、清水寺北野天満宮―名所を訪れるたびにエースを困惑させる、理解を超えたレイの言動。金髪の美青年の正体は天使か、悪魔か。

yahooより

12ヶ月連続刊行の大河ノベル第2巻。
はやくも飽きてきました(笑)。

第1巻で見せた英語と京都案内に主題を置いた展開は健在。
英語部分は「キャナスピーク」を進化させて爆走。発音記号のカタカナ表記の有り方、正しい発声方法の丁寧な解説など、それなりに役立つ事が書いてある。
でも興味が無ければ読み飛ばしても問題ない(多分)。

一方京都案内の方はそれなりに面白い。いろいろな建物に関する由来などはフムフムと頷く事も多い。
しかしこれも興味が無い人にとってはどうでもいいんだろうな~。

ミステリ部分に関しては徐々に動きが見られているものの、行く先々で出会う謎の少年やレイが発する意味深な言葉が、「ニシオ(西尾?)」だったり「カタナガタリ刀語?)」だったりするもんだから、危険な香りがプンプンする(笑)。

まあ、とにかく今の段階ではなんとも評価のしようがないというのが、本音でございます。



採点  ???(英語と京都知識が役に立った分だけ点数をつけて下さい)