倉知淳

『作家の人たち』(☆3.4) 著者:倉知淳

押し売り作家、夢の印税生活、書評の世界、ラノベ編集者、文学賞選考会、生涯初版作家の最期…。可笑しくて、やがて切ない出版稼業―!? Amazonより ここ数年はどうしたんだっていうぐらい本が出てる倉知さん。そんな倉知さんが寡作(?)時代の思いを迸らせた…

『豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件』(☆3.7) 著者:倉知淳

空前絶後の密室殺人。 真夜中の実験室で起きた 世にも奇妙な事件の真相は――!? ユーモア&本格満載。 猫丸先輩シリーズ最新作収録のミステリ・バラエティ! 戦争末期、帝國陸軍の研究所で、若い兵士が倒れていた。 屍体の周りの床には、なぜか豆腐の欠片が散ら…

『皇帝と拳銃と』(☆3.6) 著者:倉知淳

私の誇りを傷つけるなど、万死に値する愚挙である。絶対に許してはいけない。学内で“皇帝”と称される稲見主任教授は、来年に副学長選挙を控え、恐喝者の排除を決意し実行に移す。犯行計画は完璧なはずだった。そう確信していた。あの男が現れるまでは。著者…

『猫丸先輩の空論』(☆4.0)

http://img.7andy.jp/bks/images/i2/31587362.JPG 年齢・職業ともに不詳の童顔探偵猫丸先輩が、日常を"本格推理"する!イラストレーターの家のベランダに毎朝決まって置かれるペットボトル、交通事故現場に集結させられた無線タクシー、密室状態のテントの中…

『過ぎ行く風はみどり色』

http://img.7andy.jp/bks/images/i8/31146148.JPG 亡き妻に謝罪したい―引退した不動産業者・方城兵馬の願いを叶えるため、長男の直嗣が連れてきたのは霊媒だった。インチキを暴こうとする超 常現象の研究者までが方城家を訪れ騒然とする中、密室状況下で兵馬…

『猫丸先輩の推測』

http://img.7andy.jp/bks/images/i6/31583246.JPG 『家火災、至急連絡されたし。』夜な夜な届く不審な電報、花見の場所取りをする新入社員を次々襲う誘惑と試練、行方知れずの迷い猫…。平和 だった毎日を突然かき乱す小さな「大事件」を、神出鬼没&ほのぼの…

『幻獣遁走曲 猫丸先輩のアルバイト探偵ノート』

http://img.7andy.jp/bks/images/i6/31352686.JPG ある時は幻の珍獣アカマダラタガマモドキの捜索隊員、ある時は松茸狩りの案内人、そしてある時は戦隊ショーの怪人役と、いっぷう変わったアルバイトに明け暮れる神出鬼没の名探偵・猫丸先輩が遭遇した五つの…

『ほうかご探偵隊』 著者:倉知淳

僕のクラスで連続消失事件が発生。僕は四番目の被害者に!といっても、なくなったのはもう授業でも使わないたて笛の一部。なぜこんなものが!?棟方くんの絵、ニワトリ、巨大な招き猫型募金箱、そしてたて笛が一日おきに姿を消すという奇妙な事件が五年三組にだ…