島田荘司

『Classical Fantasy Within 第1話~第3話』(☆1.8)

http://img.7andy.jp/bks/images/i5/32004265.JPG http://img.7andy.jp/bks/images/i1/32030971.JPG http://img.7andy.jp/bks/images/i9/32015719.JPG まずはあらすじ。 島田荘司の"大河ノベル"ついに始動!あのゴッド・オブ・ミステリー、島田荘司が全力を尽…

『島田荘司 Very BEST10』(☆4.0)

http://img.7andy.jp/bks/images/i0/32002190.JPG まずはあらすじ。 島田荘司がその"ゴッド・オブ・ミステリー"とも謳われる25年に亘る全キャリアを通じて発表したすべての短中篇66作品から自ら選んだ"著者選5作品"に、読者投票にて選ばれた"読者選5作品をプ…

『リベルタスの寓話』(☆4.0)

http://img.7andy.jp/bks/images/i5/31963435.JPG まずはあらすじ。 中世クロアチアの自治都市、ドゥブロブニク。ここには、自由の象徴として尊ばれ、救世主となった「リベルタス」と呼ばれる小さなブリキ人間がいた―。 ボスニア・ヘルツェゴヴィナの一都市…

『島田荘司のミステリー教室』(☆4.0 テキストとして)

http://img.7andy.jp/bks/images/i9/31832899.JPG 小説を読んで、自分も書いてみたくなったけど…、「プロットはどのように書けばよいか?」「トリックをどう考えればよいか?」といった疑問に数多くの名作を書き、また多くの若手作家のデビューを後押ししてき…

『犬坊里美の冒険』(☆2・6)

http://img.7andy.jp/bks/images/i4/31788884.JPG 雪舟祭のさなか、衆人環視の総社神道宮の境内に、忽然と現れて消えた一体の腐乱死体!残された髪の毛から死体の身元が特定され、容疑者として、ひとりのホームレスが逮捕・起訴された―。しかし、死体は、どこ…

『最後の一球』(☆3.4)

http://img.7andy.jp/bks/images/i1/31805261.JPG 「二番手の男」が投じた友情と惜別の一球が御手洗も諦めかけた「事件」を打ち砕く! 「奇跡が起こったよ石岡君」心躍る感動の青春ミステリー。 御手洗潔シリーズ長編。 yahoo紹介より 現時点での御手洗シリー…

『溺れる人魚』(☆2.2)

http://img.7andy.jp/bks/images/i5/31732355.JPG 泳ぐことさえできなくなった元天才水泳選手が自殺し、その「原因」を作った医師が殺害された。しかし不可解なことに、離れた場所であったにもかかわらず、同じ時間に同じ拳銃が使われたというのだ…。書き下…

『UFO大通り』(☆2.4)

http://img.7andy.jp/bks/images/i7/31764857.jpg 人気探偵・御手洗潔シリーズ、最新作!!表題作はUFO遭遇を語るおばあちゃんの不思議な話は本当なのか?御手洗と人気を二分する石岡クンも活躍。もう一作は、死体が動いた謎を御手洗が鮮やかに解く。 現時点…

『帝都衛星軌道』

http://img.7andy.jp/bks/images/i9/31717509.JPG 息子が誘拐された。犯人は身代金の受け渡し場所に山手線車内を指定してきた。事件の裏に潜む衝撃の真実とは…。表題作を含む2作を収めた緊迫感あふれる傑作ミステリ決定版。 Yahoo紹介 今、島田荘司が書きた…

『天に還る舟』 共著:小島正樹

http://img.7andy.jp/bks/images/i4/31559134.JPG 昭和58年12月。『火刑都市』事件の捜査を終えた中村は休暇を取り、妻の実家・埼玉県秩父市に帰省していた。そこで中村は一つの事件に遭遇する。地元警察は自殺と判断した死体。これに不審を抱いた中村は捜査…

『透明人間の納屋』

透明人間はこの世に存在する。人間を透明にする薬もある。見えないから誰も気がつかないだけなんだ、この町にだっているよ。…学校、友人、母親、すべてに違和感をもって生きる孤独な少年、ヨウイチがただひとり心を開き信じ尊敬する真鍋さんの言葉だ。でもど…

『エデンの命題』

アスペルガー症候群の子供たちを集めた「地上の楽園」、アスピー・エデン学園から、一人の少女が消えた。残されたぼく、ザッカリ・カハネの元に届いた恐るべき文書「エデンの命題」。そこに記されていたのは、選民思想に取り憑かれた一族の忌まわしき野望と…

『傘を折る女』

「小説現代」メフィストに最新号に掲載された読み切りです。 長さは2段組約90ページなので、中篇程度になりますかね~。図書館で本を探してる時に偶然見つけたので、その場で呼んでみました。 時代設定は、御手洗が海外に旅立つ前、ということで久しぶり…

『羽衣伝説の記憶』

警視庁捜査1課の吉敷竹史は、ふと入った画廊で作者のない"羽衣伝説"と題された彫金を目にした。これは、別れた妻・通子の作品では?妻への思いをかきたてられた吉敷は、ホステス殺しの真犯人を追いつつ訪れた伝説の地で、意外にも妻の出生の秘密に行きあたる…

『寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁』

双眼鏡で覗きをしていた男が、豪華マンションの浴室で顔の皮をはがされた若い女の死体を発見!だが、割り出された死亡推定時刻に彼女は、「はやぶさ」に乗っていた。不可能を可能にしたトリツクは何か?時間の壁と"完全犯罪"に敢然と挑む捜査一課の吉敷竹史の…

『出雲伝説7/8の殺人』

山陰地方を走る6つのローカル線と大阪駅に、流れ着いた女性のバラバラ死体!なぜか首はついに発見されなかった。捜査の結果、殺された女は死亡推定時刻に「出雲1号」に乗車していたらしい。休暇で故郷に帰っていた捜査一課の吉敷竹史は、偶然にもこの狂気の犯…

『灰の迷宮』

新宿駅西口でバスが放火され、逃げ出した乗客の一人がタクシーに轢ねられ死亡。被害者・佐々木徳郎は、証券会社のエリート課長で、息子の大学受験の付き添いで鹿児島から上京中の出来事だった。警視庁捜査一課の吉敷竹史は、佐々木の不可解な行動や放火犯と…

『龍臥亭事件』

上巻 御手洗潔が日本を去って一年半、横浜馬車道に住む御手洗の友人で推理作家の石岡のもとに、二宮佳世という若い女性が訪れ、「悪霊祓いに岡山県の山奥に一緒に行ってほしい」と言う。なんとその理由は、大きな樹の根もとに埋められた人間の手首を掘り出す…

『夜は千の鈴を鳴らす』

マンションの一室。女社長と若い秘書が話している。ひょんなことから女社長は秘書を挑発するように「私を完全犯罪で殺害出来れば、土地を譲る」と口にした。そして10日後、女社長は寝台特急「あさかぜ」内で死体となって発見された。死ぬ前に「ナチが見える…

『北の夕鶴2/3の殺人』

その事件は一本の電話から始まった。一課の刑事部屋に詰めていた吉敷の元に、五年前に別れた妻の通子から突然の電話がかかってきたのである。声にはどこか不安な響きがあったが、はっきりしたことは何も話さないまま、今夜《夕鶴》に乗って北へ帰るとだけと…

『奇想、天を動かす』

浅草で浮浪者風の老人が、消費税12円を請求されたことに腹を立て、店の主婦をナイフで刺殺。だが老人は氏名すら名乗らず完全黙秘を続けている。警視庁捜査一課・吉敷竹史は、懸命な捜査の結果、ついに過去数十年に及ぶ巨大な犯罪の構図を突き止めた。壮大な…

『摩天楼の怪人』

最近の御手洗シリーズがあまり好きじゃなかった僕ですが、やっぱり新刊が出ちゃうと買うんですよね~。 今回は久々(?)のハードカバーのような。CGで描かれた摩天楼のカラー絵も挿入されてます。 「ミステリーズ」に連載してたときはまったく読んでなか…

『暗闇坂の人喰いの木』

さらし首の名所暗闇坂にそそり立つ樹齢2千年の大楠。この巨木が次々に人間を呑み込んだ?近寄る人間たちを狂気に駆り立てる大楠の謎とはなにか?信じられぬ怪事件の数々に名探偵御手洗潔が挑戦する。だが真相に迫る御手洗も恐怖にふるえるほど、事件は凄惨を…

『死者が飲む水 』

札幌の実業家赤渡雄造のバラバラ死体が2つのトランクに詰められて、自宅に届けられた。鑑識の結果、死因は溺死、殺害場所は銚子と推定された。札幌署牛越刑事が執念の捜査で肉迫した容疑者には、鉄壁のアリバイがある!札幌、東京、銚子、水戸を結ぶ時刻表ト…

『斜め屋敷の犯罪』 著者:島田荘司

北海道の最北端、宗谷岬の高台に斜めに傾いて建つ西洋館。「流氷館」と名づけられたこの奇妙な館で、主人の浜本幸三郎がクリスマス・パーティを開いた夜、奇怪な密室殺人が起きる。招かれた人々の狂乱する中で、またもや次の惨劇が…。恐怖の連続密室殺人の謎…

『占星術殺人事件』 著者:島田荘司

怪事件は、ひとりの画家の遺書から始まった。その内容は、6人の処女から肉体各部をとり、星座に合わせて新しい人体を合成する、というもの。画家は密室で殺された。そして1カ月後には、6人の若い女性が行方不明のあげくバラバラ死体となって…。奇想天外の構…

龍臥亭幻想 著者:島田荘司

幻想の霧が龍臥亭を覆う。 巨匠・島田荘司渾身のロマネスク本格の傑作! 石岡和己、犬坊里美、そして加納通子――。雪に閉ざされた龍臥邸に、八年前のあの事件の関係者が、再び集まった。雪中から発見された行き倒れの死体と、衆人環視の神社から、神隠しのよ…