たいりょうのちょっと一息

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2019-04-14から1日間の記事一覧

『四季 春』(☆2.8) 著者:森博嗣

『すべてがFになる』の天才科学者、真賀田四季の少女時代。叔父、新藤清二の病院で密室殺人が起こる。唯一の目撃者は透明人間だった!?すべてを一瞬にして理解し、把握し、思考する才能に群がる多くの人々。それを遥かに超えて、四季は駆け抜けていく。其志雄…

『QED~ventus~熊野の残照』(☆2.0) 著者:高田崇史

和歌山県・紀伊半島に位置する、古来からの信仰深い土地"熊野"。浄不浄を嫌わず、黄泉の国との謂れもある熊野三山―熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社―の神々には意外な逸話が隠されていた…。伝承にまつわり一寸の「?」から歴史を辿る桑原崇と棚旗奈…

『重力ピエロ』(☆5.0) 著者:伊坂幸太郎

ルールは越えられる。世界だって変えられる。読書界を圧倒した記念碑的名作。文庫化にあたり改稿。兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、…

『死神の精度』(☆4.3) 著者:伊坂幸太郎

「死神から見た人間模様」という設定は共通するが、あるときはミステリー、あるときは恋愛小説と、多彩なスタイルの巧妙な物語を楽しむことができる短編集。現在最も注目される作家の1人である著者がアイデアを惜しげもなく披露した小説好きには堪えられない…

『フラガール』 監督:李相日

炭坑の閉山で活気を失った町の再生を期して計画されたレジャー施設“常磐ハワイアンセンター”(現・スパリゾートハワイアンズ)誕生にまつわる感動秘話を映画化したハートフル・ストーリー。施設の目玉となるフラダンスを教えるため東京から呼び寄せられたダ…

『夜のピクニック』 監督:長澤雅彦

第2回本屋大賞に輝いた恩田陸の同名ベストセラーを映画化。 24時間、夜を徹して80キロを歩き続ける学校の伝統行事 “歩行祭”に参加した高校生たちが繰り広げるほろ苦くも甘酸っぱい青春模様を等身大かつノスタルジックに描き出す。主演は「ルート225」の…

『文学賞メッタ斬り!リターンズ』(☆3.0) 著者:大森望、豊崎由美

あの二人が帰ってきた!さらに賑わう文学賞界隈を、ますます冴えた刃で徹底論破。続々現れた新興文学賞や若手作家、選考のあり方…小説読み必読。 目次 1 文学賞に異変!? 2 '04~'06年、三年分の選評、選考委員を斬る! 3 UNDER30の新人作家、有望株は? 4 メッ…

『夕凪の街 桜の国』(☆5.0) 著者:こうの史代

昭和30年、灼熱の閃光が放たれた時から10年。ヒロシマを舞台に、一人の女性の小さな魂が大きく揺れる。最もか弱き者たちにとって、戦争とは何だったのか……、原爆とは何だったのか……。漫画アクション掲載時に大反響を呼んだ気鋭、こうの史代が描く渾身の問題…

『魔界転生』(☆4.9) 著者:山田風太郎

あらすじ 島原の乱に敗れ、かろうじて生き延びた天草側の軍師、森宗意軒は、幕府への復讐を誓い、死者再生の秘法「魔界転生」を編み出した。それは、現世に不満を抱く希有の生命力の持ち主を魂だけ魔物にして蘇生させるという桁はずれの超忍法だった。これに…

『赤緑黒白』(☆3.0) 著者:森博嗣

鮮やかな赤に塗装された死体が、深夜マンションの駐車場で発見された。死んでいた男は、赤井。彼の恋人だったという女性が「犯人が誰かは、わかっている。それを証明して欲しい」と保呂草に依頼する。そして発生した第二の事件では、死者は緑色に塗られてい…

今月のマイBEST&カルトミステリー(2006年9月読了分)

(2006.10.2 ブログ再録) いやあ今月は忙しかったですよ~^^; という事で読んだ本は計21冊。先月と同じです。 途中北海道旅行に行っていたりしたことを考えるとまずまずのペースでしょうか。 内容的にも今月は外れが少なかったような気がします。 それ…

『うらなり』(☆4.2) 著者:小林信彦

夏目漱石が『坊っちゃん』を書いたのは、明治39(1906)年。今年は100年目にあたります。校長の狸、教頭の赤シャツ、数学の山嵐、美術ののだいこ、そして英語のうらなり。個性豊かな教師たちのなかにあって、マドンナへの想いを断ち切って、延岡へと転任して…

『純情きらり』、放送終了

(2006.9.30 ブログ再録) 4月(3月?)のスタートから半年、ついにこの土曜日の放送を持って「純情きらり」が終了しました。 朝の連続ドラマとしては久しぶりに全部みちゃいましたね~。 前作「風のハルカ」もなかなか面白かったと思うのですが、今作も十…

『僕の好きな横溝正史』BEST10(後半)

は~い、「僕の好きな横溝正史」BEST10、いよいよBEST5の紹介です。 前半はこちら 前半の最後にみなさん上位を推理してみてください、といいましたらたくさん(?)の推理を寄せていただきました。 iizuka師匠はアレとアレ、それからアレとアレ、…

『空白の叫び』(☆4.9) 著者:貫井徳郎

「普通の中学生」がなぜ殺人者になったのか?久藤美也は自分の容姿や頭脳が凡庸なことを嫌悪している。頭脳は明晰、経済的にも容姿にも恵まれている葛城拓馬だが、決して奢ることもなく常に冷静で淡々としている。神原尚彦は両親との縁が薄く、自分の境遇を…

『僕の好きな横溝正史』BEST10(前半)

(2006.9.28 ブログ再録) 最近はいろいろと記事を書いているので月間ベスト以外は滞りがちなこの書庫。 ということで久しぶりに更新して見ます。 テーマは「僕の好きな横溝正史BEST10」。 横溝正史といえば、江戸川乱歩と並んで推理小説の源流ともいう…

『アヒルと鴨のコインロッカー』(☆4.7) 著者:伊坂幸太郎

引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の美青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ち掛けてきた。彼の標的は―たった一冊の広辞苑。僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万円の教材を買…

『ラッシュライフ』(☆3.8) 著者:伊坂幸太郎

泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場―。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果…

『いとしのヒナゴン』(☆4.8) 著者:重松清

合併で揺れる広島県の比奈町。山あいにある小さなこの町に、30年ぶりに「ヒナゴン」の目撃者が現れ、町中が浮足立った。パンチパーマに白のスーツで決める町長のイッちゃんは、町役場に「類人猿課」を設置。そこに雇用された主人公の信子が遭遇した比奈町の…

『黎明に叛くもの』(☆4.8) 著者:宇月原晴明

あらすじ ペルシアの暗殺法を伝える山で刺客として育てられた美貌の稚児。志を胸に山を下りた少年は、長じて松永久秀と名乗り、京を手中に収める。織田信長より過激、斎藤道三よりしたたか―戦国一婆娑羅な悪党は、妖しの法を自在にあやつり、信玄、謙信、光…

『UFO大通り』(☆2.4) 著者:島田荘司

人気探偵・御手洗潔シリーズ、最新作!!表題作はUFO遭遇を語るおばあちゃんの不思議な話は本当なのか?御手洗と人気を二分する石岡クンも活躍。もう一作は、死体が動いた謎を御手洗が鮮やかに解く。 現時点での御手洗シリーズ最新作になりますかね、表題作…

『猫丸先輩の空論』(☆4.0) 著者:倉知淳

年齢・職業ともに不詳の童顔探偵猫丸先輩が、日常を"本格推理"する!イラストレーターの家のベランダに毎朝決まって置かれるペットボトル、交通事故現場に集結させられた無線タクシー、密室状態のテントの中で割れ、散乱していた7個のスイカ…などなど不可解で…

『乱鴉の島』(☆3.5) 著者:有栖川有栖

友人の作家・有栖川有栖と休養に出かけた臨床犯罪学者の火村英生は、手違いから目的地とは違う島に連れて来られてしまう。通称・烏島と呼ばれるそこは、その名の通り、数多の烏が乱舞する絶海の孤島だった。俗世との接触を絶って隠遁する作家。謎のIT長者を…

『朽ちる散る落ちる』(☆3.7) 著者:森博嗣

土井超音波研究所の地下に隠された謎の施設。絶対に出入り不可能な地下密室で奇妙な状態の死体が発見された。一方、数学者・小田原の示唆により紅子は周防教授に会う。彼は、地球に帰還した有人衛星の乗組員全員が殺されていたと語った。空前の地下密室と前…

『捩れ屋敷の利鈍』(☆3.6) 著者:森博嗣

秘宝"エンジェル・マヌーバ"が眠る"メビウスの帯"構造の捩れ屋敷。密室状態の建物の内部で死体が発見され、秘宝も消えてしまった。さらに、完璧な密室に第二の死体が!招待客は保呂草潤平、そして西之園萌絵。探偵は前代未聞の手法によって犯人を言て当てる。…

『六人の超音波科学者』(☆3.0) 著者:森博嗣

土井超音波研究所、山中深くに位置し橋によってのみ外界と接する、隔絶された場所。所内で開かれたパーティに紅子と阿漕荘の面々が出席中、死体が発見される。爆破予告を警察に送った何者かは橋を爆破、現場は完全な陸の孤島と化す。真相究明に乗り出す紅子…