『Classical Fantasy Within 第1話~第3話』(☆1.8)





まずはあらすじ。

島田荘司の"大河ノベル"ついに始動!あのゴッド・オブ・ミステリー、島田荘司が全力を尽くして放つ大河ノベル。イラストレーション担当はあの士郎正宗。結成自体が伝説のコンビが放つ超傑作。

大戦末期、日本全土を空襲し続けるB29を撃墜すべく極秘に開発された日本陸軍の最新秘密兵器・怪力光線砲。しかしその真の姿には、誰もが予想だにしなかった"ある目的"が隠されていた―!?研究者・「ミツグ伯父さん」の手によって鳴り響く雷とともに装置が発動した瞬間から、めくるめく数々の怪異が「ぼく」を襲う。

ついに筑波の空を襲うB29の大群。轟音を響かせて投下される焼夷弾の嵐の中に、「ぼく」と「母」は取り残される!日本陸軍の最新秘密兵器にして「生命体の複製」を作る機械・怪力光線砲も、天を焦がすまでの圧倒的な火力によって脆くも焼け果てていくが―。CFW、第一部堂々の完結。

yahoo紹介より

オ~ホホホホホホホ、再びたいりょう子よ~♪
今度は島田さんの最新作シリーズを読んでみたわ♪
ウワサでは、ファンタジー6作・御手洗モノ新作6冊の2シリーズで計12冊って聞いてたけど、どうやら方針は変わったみたいね♪
このシリーズだけで12話いくみたいだわ。
図書館が入荷してくれるのを待ってたけど、どうやら入れないみたいだから、ついに買ってしまったわ。
兄のお友達の方々の記事がほとんどないので、ちょっと不安だわ。。。

くぅ~~~~~~~~~~。
これはなんなの?たいりょう子よく分からないわ。
第2次世界大戦末期の日本を舞台にして、実は秘密兵器の開発が・・・
なのはいいけれど、科学的なお話が多すぎて、文系のワタシには理解できなくってよ。
とくにDNA系のお話はだめね。この話についていける「ぼく」はすごいわ~~~~~♪
(子供っぽくはないけど~~~~)
だから結構斜め読みしてしまったわね^^;;;
盛り上がるとこもあるけれど、たいりょう子的に言わせてもらえれば、島田さんの文章はファンタジーに向いてないんじゃないかしら、あまりワクワクしないのよね。。

発想は島田さんらしくてよ。
生命体をコピーする謎の機械、お母さんの狐つき、夢か真実か定かでない儀式。。。
それにお母さんが襲われてしまう場面では、通子さんを彷彿とさせる場違いなまでのエロシーン。
やっぱり島田さんの女性観はどこか変わってるのかもね。
少なくともたいりょう子の好みではなくってよ。
どうせ書くなら、やっぱりiizuka師匠様ばりじゃないと。もっと頑張って欲しいわね。

でもね、たいりょう子が一番脱力したのは3巻の最後よ。
あれだけほうりっぱなしで、第1部巻ってないんじゃない?
しかも第2部が発売されるのは12月だし、いきなり企画から外れちゃうじゃない^^;;
しかも今度はヨーロッパが舞台って、「ぼく」達がどうなったかが気になってしまうわ。

とにかく3冊も買ってしまったから、最後まで買うわ。
だから完結したときに、買ってよかったと思わせて欲しいわね。


採点  ☆1.8