2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『いたずらなKISS』 著者:多田かおる

高3の相原琴子は憧れの天才少年・入江直樹にラブレターを渡したが、あっさりと突き返されてしまう。更に災難は続き、新築の家が地震で崩壊。父の親友宅に身を寄せる事になった琴子だが、なんとそこは直樹の家で!! amazon紹介より この漫画は、ドラマ先行で…

1リットルの涙(第1回) フジテレビ系放送中

難病物は、泣くとわかっててついつい見てしまうんですよね。 で、今回も第1回を見ました。ちなみに原作は未読です。 うーん、やばい。初回から泣きそうになりました。映画や本でしょっちゅう泣きすぎなので、「たいりょうの涙は信じられない」と言われてま…

『すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER』 著者:森博嗣

孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季(まがたしき)。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平(さいかわそうへい)と…

ふたりっ子 NHK(1996年10~1997年4月)

通天閣を仰ぎ見る、大阪・天下茶屋に生まれ育った双子の姉妹。マドンナで優秀な麗子と問題児扱いされながらもプロ棋士を目指す香子。性格も目指すものもまったく違うふたりの奮闘を、家族の絆、勝負の世界、大坂の人情とともに描く波乱万丈物語。。 NHKエ…

『暗黒館の殺人』 著者:綾辻行人

九州の山深く、外界から隔絶された湖の小島に建つ異形の館―暗黒館。光沢のない黒一色に塗られたこの浦登家の屋敷を、当主の息子・玄児に招かれて訪れた学生・中也は、"ダリアの日"の奇妙な宴に参加する。その席上、怪しげな料理を饗された中也の身には何が?…

『黒猫館の殺人』 著者:綾辻行人

6つめの「館」への御招待──自分が何者なのか調べてほしい。推理作家鹿谷門実に会いたいと手紙を送ってきた老人はそう訴えた。手がかりとして渡された「手記」には彼が遭遇した奇怪な殺人事件が綴られていた。しかも事件が起きたその屋敷とはあの建築家中村青…

『D坂の殺人事件』 監督:実相寺昭雄

うーん、なんて変態な映画だ、こりゃ(笑)。 いや、これは褒め言葉ですよ。乱歩の傑作短編の一つを、ある意味乱歩を超える変態さが漂う作品に仕上がってます。 さすが、実相寺監督。乱歩映画はやはり、実相寺か石井輝男じゃないと(笑)。 内容は『D坂の殺…

『Yの悲劇』

行方不明をつたえられた富豪ヨーク・ハッターの死体がニューヨークの湾口に揚がった。死因は毒物死で、その後、病毒遺伝の一族のあいだに、目をおおう惨劇がくり返される。名探偵レーンの推理では、あり得ない人物が犯人なのだが……。ロス名義で発表した四部…

『アメリカ銃の秘密』

四十人の騎手を従え、二万人の観衆の歓呼の声浴びて、さっそうとおどり出たロデオのスター、たちまちおこる銃声と硝煙の乱舞の中で、煙とともに消えた生命。ありあまる凶器の中から、真の凶器が発見されない謎を、エラリーはいかにして解くだろうか。ニュー…

『時計館の殺人』 綾辻行人

館を埋める108個の時計コレクション。鎌倉の森の暗がりに建つその時計館で10年前1人の少女が死んだ。館に関わる人々に次々起こる自殺、事故、病死。死者の想いが籠る時計館を訪れた9人の男女に無差別殺人の恐怖が襲う。凄惨な光景ののちに明かされるめくるめ…

『青春デンデケデケデケ』

60年代を背景に、ベンチャーズに影響を受けた高校生たちの姿をノスタルジックに描いた青春ドラマ。監督は『ふたり』の大林宣彦、原作は芦原すなおの直木賞受賞作。 amazon紹介より 一般的に大林作品を薦めるとなると、この作品になるのではないでしょうか。 …

『銀の鬼』 著者:茶木宏美

ふぶきが子供の頃に見た銀色の鬼。それは恐ろしい夢だったのだと言い聞かせながらふぶきは成長する。高校生になったふぶきはその銀の鬼と再会するが、実は憧れの島影先生が銀の鬼だったのだ。彼は昼は美青年だが夜になると女の心臓を食べる邪悪な銀の鬼に変…

おかしな二人―岡嶋二人盛衰記 著者:井上夢人

二人が出会って多くの傑作ミステリーが生まれた。そして十八年後、二人は別れた―。大人気作家・岡嶋二人がどのようにして誕生し、二十八冊の本を世に出していったのか。エピソードもふんだんに盛り込んで、徳さんと著者の喜びから苦悩までを丹念に描いた、渾…

『フライドチキンカレー』

今回はフライドチキンカレーです。 前回ココイチの揚げ物についてちょっと触れましたが、これはどうなんだろう。 400g、甘口にて挑戦。 で、いざカレーが到着すると 写真と違うじゃねえかよ!! なにか、微妙に小さくカットされてます。これはご飯の量とか…

『シャム双生児の謎』

古いインディアンの集落を背景に、異様な境遇をもったふたりの人物を登場させて、怪奇な殺人物語が展開される。 エラリーの長い犯罪捜査の経験の中で、官憲の手を借りず、独力で快刀乱麻を断った最初の事件でもあった。 刑事も、指紋係も、検屍官もひとりと…

『この曲聴いて人生変わったBEST5!!』。

実に1ヶ月振りにこの書庫の更新をしてみようかなと。 今回は音楽で。TOPの一言メッセージで音楽って書いてあるのに、今まで一度も触れてないし(笑)。 という事で、今回のテーマは『この曲聴いて人生変わったBEST5!!』。 えー、よくあるテーマで…

冬のオペラ

勤め先の二階にある「名探偵・巫弓彦」の事務所。わたし、姫宮あゆみが見かける巫は、ビア・ガーデンのボーイをしながら、コンビニエンス・ストアで働き、新聞配達をしていた。名探偵といえども、事件がないときには働かなければ、食べていけないらしい。そ…

カキフライカレー

今回は期間限定で販売開始したカキフライカレーです。 やっぱりカキといえば、秋から冬にかけていろいろなお店でも見かけ始めますし、広島出身の僕としては季節を感じさせる食べ物のひとつですね。 今回は甘口、400gで挑戦しました。 うーん、カレーに負…

レーン最後の事件

サム警部のもとに現われた七色のひげの男が預けていった手紙の謎は? シェークスピアの古文書をめぐる学者たちの争いは、やがて発展して、美人のペーシェンスを窮地におとし入れ、聾者の名探偵レーンをまきこむ。謎また謎の不思議な事件続き。失踪した警官の…

僕の生きる道 フジテレビ系(2003年1月~3月)

命一年と宣告された高校の生物教師が、死の恐怖と直面し向き合う中で、生きることの真の意味を見出していく静かなる感動編。ここに描かれる理想的な死出の旅は、あまりにも過酷でせつない。しかし、そんな過酷と反比例するかのように、ドラマは歩みを進める…

正月十一日、鏡殺し 著者:歌野 晶午

電波オタクの予備校生が聴いた不思議な隠語「カチカチドリを秋葉原で飛ばせ」の謎(盗聴)、猫マニアの恋人をもつサラリーマンに宿る殺意(猫部屋の亡者)、姑に対する憎しみをエスカレートさせる妻の心理を追う(表題作)等、日常の中に潜む恐怖を描く戦慄…

ウェディング・シンガー 監督:フランク・コラチ

『25年目のキス』のD・バリモア、『ビッグ・ダディ』のA・サンドラー共演によるラブコメディ。傷心の結婚式歌手とマリッジ・ブルーのウェイトレスの恋の行方を描く。 amazon紹介より いい映画です。予算を掛けなくても、奇をてらった派手なお話じゃなくても…

『花より男子』 著者:神尾葉子

牧野つくしが入ったのは超金持ち名門高校。でも、そこはサイアクな所だった。F4ってチームが牛耳って、ちょっとでも歯向かうと集団イジメ! ぶち切れたつくしはF4の道明寺司にケリを入れてしまい…!? amazon紹介より 今度ドラマ化(?)されるという事で、…

マジックミラー 著者:マジックミラー

双子の兄弟が殺人犯?しかし兄の妻が余呉湖畔で殺されたとき、兄は博多、弟は酒田にいてアリバイは完璧だった。やがて第2の殺人。兄弟のどちらかが被害者らしいが、死体からは頭と手首が失われていた。犯人の狙いはどこに?犯人の大トリック、多彩な伏線が、…

海のある奈良に死す 著者:有栖川有栖

半年がかりで書き上げた長編が、やっと見本になった!推理作家・有栖川有栖は、この一瞬を味わう為にわざわざ大阪から東京へやってきたのだ。珀友社の会議室で見本を手に喜びに浸っていると、同業者の赤星学が大きなバックを肩に現れた。久しぶりの再会で雑談…

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? 監督:岩井俊二

岩井俊二が93年にフジテレビの番組「ifもしも」の1本として製作したTVドラマにもかかわらず、同年日本映画協会新人賞を受賞した上映時間45分の中編。翌94年、劇場公開。 港町に繰り広げる小学生の男の子たちが主人公。彼らは打ち上げ花火を横から見たら丸い…

人形館の殺人 著者:綾辻行人

亡父が残した京都の邸「人形館」に飛龍想一が移り住んだその時から、驚倒のドラマが開始した。邸には父の遺産というべき妖しい人形たちが陣取り、近所では通り魔殺人が続発する。やがて想一自身にも姿なき殺人者がしのび寄る。名探偵島田潔と謎の建築家中村…

私の運命 TBS系(94年10月~95年3月)

TBSが『高校教師』『人間・失格』に続いて送る超問題作! 結婚を目前に控え、幸せの絶頂にいた千秋に突然訪れた、婚約者・次郎のガンの知らせ…。 amazon紹介より うーん、超問題作なんですか、これ。 放送当時我が家では、毎週家族揃って見てました。 確かに…

RAVE 著者:真島ヒロ

この世の悪の部分をつかさどる魔石DB(ダークブリング)が、50年たった今、再び蘇った。それに対抗できる唯一の光・聖石レイヴの使い手として選ばれた少年、それは──!! amazon紹介より ついに単行本も最終巻が発売され、寂しいかぎりです。 少年漫画の王道…

ミステリの映像化を振り返る(第2回 高村女王様&宮部みゆき王女様)

今回は、王女宮部みゆきと女王高村薫の映像化作品を振り返ります。 ちなみにそれぞれの冠名は、昔『このミステリーがすごい!!』の中の挿絵で使われていたんですが、いいあてて妙だと思います(笑) まずは、女王高村薫から。 その前にいきなりですが、個人…