2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

選挙

昨日の選挙の結果が出ましたね。 結果としては投票前の各メディアの予想通り(もしくは予想以上の)小泉自民党の圧勝でしたね。 僕個人としては民主党に政権を取って欲しかったのですが。 確かに衆議院は郵政民営化法案の是非を巡っての解散でしたが、そこに…

『この小説がなかったら推理小説は読み続けなかった BEST5』

今回は、『この小説がなかったら推理小説は読み続けなかった BEST5』、という事で、なんだかよく分からんタイトルですが。 なんとなくの記憶ですが、多分初めての推理小説はポプラ社の少年探偵団物だったと思います。それ以降少しづつ読み続け、そして…

ジョゼと虎と魚たち 監督:犬童一心

大学生の恒夫は、乳母車に乗って祖母と散歩するのが日課の自称・ジョゼこと、くみ子と知り合う。くみ子は足が悪いというハンディキャップを背負っていたが、自分の世界を持つユーモラスで知的な女の子だった。そんな彼女に恒夫はどんどん引かれていき、くみ…

探偵宣言―森江春策の事件簿 著者:芦辺拓

溢れる奇想、漲(みなぎ)る機知。これぞ本格のびっくり箱! 血塗られた時計塔の惨劇は序章にすぎなかった。飛翔する死体、消失する山荘、謎めく血文字、殺し合う死者たちなど、素人探偵・森江春策に突きつけられた奇妙奇天烈な7つの謎。起こった時代もバラ…

肉じゃがカレー

今回、ココイチで食べたのが、新作の 肉じゃがカレーです。 肉じゃがといえば、僕の好きな食べ物なので、このミックスやいかに!! で、味の結論は 肉じゃがの味がしない!! というか、よーく考えたら和風の味付けの肉じゃがが、カレーの味の濃さに勝てると…

ギリシャ棺の謎 著者:エラリー・クイーン

ニューヨークのど真ん中に残された古い墓地の地下室から発見された二つの死体。 その謎を追うエラリーは、一度、二度、三度までも犯人に裏をかかれて苦汁を嘗めるが、ついに四度目、鮮やかに背負い投げをくわせる。 大学を出て間もないエラリーが、四面楚歌…

ゴジラ FINAL WARS 監督:北村龍平

ゴジラ生誕50周年にしてファイナルを謳うシリーズ第28作。21世紀を迎えてまもなく、地球は度重なる戦争や発達しすぎた科学技術の反動で多数の巨大怪獣を呼び覚ましてしまった。特殊能力を持つミュータント(松岡昌宏、ケイン・コスギら)で結成された地球防…

Dr.Noguchi―新解釈の野口英世物語 著者:むつ利之

1877年、福島県猪苗代に生まれた野口清作(のちの英世)は、幼いころ、囲炉裏に落ちたときの手のヤケドがもとで、気の弱い少年時代を過ごしていた。 ところが7歳になったある日、学校の作文で、清作は貧乏でも朝早くから夜遅くまで働く母親・シカのことを文…

チーム★アメリカ/ワールドポリス

世界平和を維持するべく結成された国際警察“チーム★アメリカ”は、独裁者によるテロリストへの大量破壊兵器の譲渡を阻止しなければならなかった。しかし、国際警察がそのことばかりに熱中している間に世界は大変なことになっていた。 テロリスト相手に「チー…

蛍 著者:麻耶雄嵩

梅雨。 大学のオカルトスポット探検サークルの六人は、京都府の山間部に佇む黒いレンガ屋敷「ファイアフライ館」へ、今年も肝試しに向かっていた。そこは十年前、作曲家でヴァイオリニストの加賀蛍司が演奏家六人を惨殺した現場だった。 事件発生と同じ七月…

11枚のトランプ 著者:泡坂妻夫

奇術ショウの仕掛けから出てくるはずの女性が姿を消し、マンションの自室で撲殺死体となって発見される。しかも死体の周囲には、奇術小説集『11枚のとらんぷ』で使われている小道具が、壊されて散乱していた。この本の著者鹿川は、自著を手掛かりにして真相…

サーモンフライカレー

僕はカレーが大好きです。とはいっても、本格派カレーじゃないと駄目!!ってわけじゃありません。 何故なら辛いのが苦手だから!! という事で、よく行くのがカレーチェーン店のCoCo壱番屋です。新作カレーが出た場合は取り合えずチェック!! 今日も帰…

能面殺人事件 著者:高木彬光

ある夏の夜、千鶴井(ちづい)家の当主、家次郎が寝室に置かれた安楽椅子の上で急死した。死因は心臓麻痺であった。現場は完全な密室情態で、死体の傍には呪いを宿していると言い伝えられる鬼女の能面が残されていた。しかもその直後、葬儀屋が、依頼主のわ…

天は赤い河のほとり

篠原千絵といえばホラー漫画、というのが昔からの印象です。小さい頃から妹が持っていた短編集を暇を見つけては読み漁りました。少しづづ僕も大きくなり、『海の闇 月の影』や『闇のパープルアイ』を読みましたが、やっぱり印象は変わりませんでした。 そん…

マリオネットの罠 著者:赤川次郎

「私はガラスの人形と呼ばれていた」森の館に幽閉された薄倖の美少女、都会の空白に起こる連続殺人の現場に残される謎のナイフ。人間の輻輳する欲望を鮮かに描いた異色の長篇推理。 赤川次郎、普段ミステリーなど読まない人でも一度は読んだ事があるんじゃな…

デビルマン 監督:那須博之

去年から今年にかけて、昔のアニメや漫画の実写映画がたくさん製作されましたが、『デビルマン』もその1本。鑑賞前にいろいろ情報サイトを見てて、一切いい評判を聞かなかったので覚悟して見ました。いやあ、想像以上のやばさでした。脚本、演出、演技がす…

モーターサイクルダイアリーズ 監督:ウォルター・サレス

後に親しみをこめて“チェ”と呼ばれ、今もなお世界中から愛されている革命家ゲバラ。 まだ名もなき医学生だった頃の友との南米大陸縦断の旅が彼の未来を変えた! 人間味と情熱あふれる革命家の息吹が芽生える瞬間が心の極限を揺さぶり涙を誘う、真実の物語。 …

龍臥亭幻想 著者:島田荘司

幻想の霧が龍臥亭を覆う。 巨匠・島田荘司渾身のロマネスク本格の傑作! 石岡和己、犬坊里美、そして加納通子――。雪に閉ざされた龍臥邸に、八年前のあの事件の関係者が、再び集まった。雪中から発見された行き倒れの死体と、衆人環視の神社から、神隠しのよ…

ジェイソンX 監督:ジム・アイザック

今回はジェイソンX。わかる人にはわかりますが、『13日の金曜日』シリーズの最新作。前作『ジェイソンの命日』ではエルム街のあの人が最後で爪だけ出て終わるのですが、そんな事は無かったかのように物語は始まります。 OPは現代、某研究所に実験台として…

THE JUON -呪怨 監督:清水崇

http://images-jp.amazon.com/images/P/B0009G3ESA.09._PE_SCMZZZZZZZ_.jpg 最近一番話題になったホラーといえば、この『呪怨』シリーズでしょう。この作品は、監督とメインの役者2人(かやこさんととしお君)はそのままにハリウッドでリメイクするという珍…

秋の花 著者:北村薫

http://images-jp.amazon.com/images/P/448841303X.09.TZZZZZZZ.jpg 絵に描いたような幼なじみの真理子と利恵を苛酷な運命が待ち受けていた。ひとりが召され、ひとりは抜け殻と化したように憔悴の度を加えていく。文化祭準備中の事故と処理された女子高生の…

十日間の不思議 著者:エラリー・クイーン

http://www.aga-search.com/image/books/image399.jpg '''全身に傷を負い、血まみれの姿でエラリイ・クイーンのもとを訪れた旧友ハワード・ホーン。 ライツヴィルの家を出てから19日間、ハワードの記憶は完全に失われていた。 無意識のうちに殺人を犯してい…

夜の蝉 著者:北村薫

http://images-jp.amazon.com/images/P/4488413021.09._PE_SCMZZZZZZZ_.jpg 『空飛ぶ馬』に続く、円紫さんシリーズ第2段。設定も前作から1年経ち、“私”も大学2年生になってます。今回も3篇の短編から構成されていますが、前作軽く触れられた“私”の姉が全…

オルフェウスの窓 著者:池田理代子

http://images-jp.amazon.com/images/P/4086170019.09._PE_SCMZZZZZZZ_.jpg 今回は初の漫画です。しかもなぜか少女マンガ。実家に帰省したときに妹の部屋の本棚で見つけて読みました。作者は池田理代子先生。 そう『ベルサイユのばら』の人ですね。 この時点…

理由 監督:大林宣彦

http://images-jp.amazon.com/images/P/B0007URZAG.09._PE_SCMZZZZZZZ_.jpg さて、大林宣彦です。僕のマイ・フェイバリット監督であり、その作品群はノスタルジィと実験性(?)に溢れた愛を語る作品が多い、結構人によって好き嫌いの分かれる監督です。 そ…

フォックス家の殺人 著者:エラリー・クイーン

http://www.aga-search.com/image/books/image398.jpg デイヴィー・フォックス大尉は華々しい戦果をあげライツヴィルに凱旋したにもかかわらず、神経を冒されていた。 ある夜、彼は無意識のうちに妻の首を絞めようとまでした。 戦争の異常体験が12年前に起こ…

災厄の町 著者:エラリー・クイーン

http://www.aga-search.com/image/books/image395.jpg 小学生の頃、クイーンの『エジプト十字架の謎』を読んで感動。 でも、エラリイより、ドルリー・レーンが好きだった。 最近、ロジックというものに興味が湧き、少しづつ再読を始める。 これはいわゆる、…

MY BEST オールタイム 想い出の日本ミステリィ長編版

ということで、僕の今まで読んだ推理小説中で思い出に残っているベスト5を紹介してみましょう。 ちなみにこれは、総合的に素晴らしいと思った推理小説ではなく、なにか心に残ったという基準なので、それぞれの著者のべストと思われる小説を選んでる訳ではあ…