選挙

昨日の選挙の結果が出ましたね。

結果としては投票前の各メディアの予想通り(もしくは予想以上の)小泉自民党の圧勝でしたね。
僕個人としては民主党に政権を取って欲しかったのですが。

確かに衆議院郵政民営化法案の是非を巡っての解散でしたが、そこには4年半に渡る小泉政権の是非を問うという部分も判断要素に入ってなければいけないと思います。

しかし、今回の選挙戦は総合的な政治改革の部分での論議がほとんど行われること無く、あるいは注目される事無く、投票日に突入した印象です。こうなると、屈指のパフォーマーでもある小泉首相には勝てないでしょう。

ところで、疑問なのは、もともと民主党郵政民営化に反対なのではなく、今回の法案の内容に反対だった訳なのですが、僕も含めて肝心の法案の中身をあまり詳しく知らない人が多いような気がします。。自民党からも民主党からも、比較論的な考察の視点がやや欠けていたのではないでしょうか?

ということは、郵政民営化の是非を問う小泉政権の信任投票的な自民党の主張と結果に、はたして正しい意味での国民の支持があったのでしょうか?

なんだか、また国民が置いてきぼりになってしまったような気がする、今回の選挙です。