ジェイソンX 監督:ジム・アイザック

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今回はジェイソンX。わかる人にはわかりますが、『13日の金曜日』シリーズの最新作。前作『ジェイソンの命日』ではエルム街のあの人が最後で爪だけ出て終わるのですが、そんな事は無かったかのように物語は始まります。

 OPは現代、某研究所に実験台としてジェイソンが監禁されているのですが、いきなり復活します。一通り殺し回ったジェイソンは、女性科学者に冷凍保存装置に閉じ込められます。しかしこの科学者もジェイソンの反撃により、一緒に保存されてしまいます。

 そして未来へ。地球はなぜか滅んでおり、ジェイソンと科学者は旧地球調査隊によって発見されます。科学者は未来の技術によって蘇生しますが、残念ながらジェイソンは完全に死亡と確認・・・されたのですが、何の説明も無く復活します。そしてスペースシャトルの乗組員VSジェイソンの死闘が始まります。

 とにかく今回もお約束というか、なぜか脈絡も無くいちゃつくカップルがいるのですが、当然殺されます。とにかく無意味に強いジェイソンですが、おそらくシリーズ初の殺戮シーンの無いまま死体になってしまう、可哀相な人もいます。多分スペースシャトルという限られた空間では彼もバリエーションが限られてしまったのでしょう・・・

 とにかく、話は以上です。当たり前というか内容はありません。しかし今回は普通にジェイソンやられてしまいます。相手はアンドロイド(この人なかなか老けてるのに、ラブシーン有り・・・)、さすがに未来人には勝てないのか・・・しかしまた復活します。しかもかなり不条理な方法で・・・とにかく見ると脱力します。。。そしてラストシーン、もっと脱力します。。

 シリーズを通して見ると、出来としてトップ3には入る作品だと思います。スプラッタのお約束もちゃんと踏んでるし・・・・まあ、シリーズ全部見ている人には、それなりにお勧めかも・・・CGちゃちい。