『ねこさんびき』 作:アン・ブルイヤール

f:id:tairyodon:20190407075758j:plain

 
以前、「おれはねこだぜ」という非常に面白い絵本を紹介していたきいちごジャムさんののブログで、再び興味をそそる絵本の記事が。
それがこの「ねこさんびき」。ボクが猫好きとか肉球フェチだというのには一切関係ありませんが、また猫です。
ちなみに今回のこの絵本、文字がありません。絵だけなのです。
ということであらすじに関しては、本の裏表紙にかいてあるあらすじから。

 

白黒の猫が三びき、木の枝に並んで下を見ています。
水の中には赤い魚が。
丸々とふとった猫たちの一匹は、じっとねらいを定めて、ついに水の中にとび込みました。
さあたいへんです。水の中で猫と魚の大乱闘。
しぶきを上げる水の中にほかの猫たちも次々ととび込んで。。。

 

ううむ、きいちごさんも記事で書いておられるのですが、これ以降の展開、そしてラスト・・・語れないないなあ^^;;;
一瞬眼がパチクリですよ、ほんと。でもラストを含めた3枚の絵の流れは落語のようですね。

 

うーん、絵のタッチは好きです、とかいいようがないです。
文字の説明が無いだけに見る(読む)人によって全然違うストーリーを想像してしまいそうな、多くのイメージを感じさせる絵だと思いますよ。
それにしてもアノラスト・・・・ボクはある種の説話と感じ取りましたが、どうでしょうかねえ。
 

(2006.8.17 ブログ再録)