たいりょうのちょっと一息

yahooブログから引っ越し中

2019-04-07から1日間の記事一覧

『本棚探偵の回想』 著者:喜国雅彦

神保町のすべての本屋で一冊ずつ本を買う過酷なゲーム、「女の足」テーマでアンソロジーを編む愉悦、探偵小説トレーディング・カード製作に耽る日々、とんでもないミステリを読む『某殺人事件』事件……。 『本棚探偵の冒険』に続く爆笑と驚愕の古書エッセイ第…

『お気に入り映画あいうえお』

(2006.8.23 ブログ再録) 最近いろいろな所ではやった「~あいうえお」。おそらくの発端はcuttyさんの「お気に入りあいうえお」という素敵な記事。 そこから「苦手なもの」や「お気に入り漫画家」などなど、いろいろ変化しつつも派生しております。 という事…

『C.M.B. 森羅博物館の事件目録(3)』 著者:加藤元浩

「Q.E.D」シリーズでお馴染みの漫画家加藤元浩さんが月刊少年マガジンで連載しているミステリー漫画の最新刊。 前作の2巻では「Q.E.D」シリーズとこのシリーズの書き分けという意味で非常に曖昧な部分が出て来てしまいどうしたのもかと思いました…

『人形式モナリザ』(☆2.8) 著者:森博嗣

避暑地に建つ私設博物館「人形の館」。そこに常設されているステージで、衆人環視の中「乙女文楽」の演者が謎の死を遂げた!被害者の一族では、二年前にも、新婚の青年が殺されていた。悪魔崇拝者だった彼は、「神の白い手」に殺されたのだと、若き未亡人は語…

『恥さらしバトン』を読んでしまいました。。。

ミステリ&サッカー好きのべるさんのブログで、「恥さらしバトン」の記事を見かけました。 これは読んでしまうと、その人もやらないといけない、まるで「リング」なバトン。 ということで、挑戦してみました。 1週間後に死にたくないしね(笑)。 01 入院…

『本棚探偵の冒険』 著者:喜国雅彦

乱歩の蔵で狂喜乱舞、ポケミス・ゲットに東奔西走、試行錯誤の豆本作り。人気漫画家による古本エッセイ、待望の文庫化!"蒐めるだけで読まない人"が癒される一冊です。 前から読もう読もうと思っていて、図書館で見つけたのを機会にやっと読みましたよ。 いや…

『黒猫の三角』(☆4.0) 著者:森博嗣

一年に一度決まったルールの元で起こる殺人。今年のターゲットなのか、六月六日、四十四歳になる小田原静子に脅迫めいた手紙が届いた。探偵・保呂草は依頼を受け「阿漕荘」に住む面々と桜鳴六画邸を監視するが、衆人環視の密室で静子は殺されてしまう。森博…

『ねこさんびき』 作:アン・ブルイヤール

以前、「おれはねこだぜ」という非常に面白い絵本を紹介していたきいちごジャムさんののブログで、再び興味をそそる絵本の記事が。 それがこの「ねこさんびき」。ボクが猫好きとか肉球フェチだというのには一切関係ありませんが、また猫です。 ちなみに今回…

『ともだちはモモー』 著者:佐野洋子

前に佐野洋子さんの「おれはねこだぜ」の記事を書いたときに、ブログ仲間のあざらし。さんから、同じ佐野さんのこの絵本を紹介され手に取りました。 あらすじはこんな感じ ある日いたずらな風がわたしの帽子を飛ばします。 帽子はふわふわと知らない家の庭へ…

『六番目の小夜子』(☆4.4) 著者:恩田陸

津村沙世子―とある地方の高校にやってきた、美しく謎めいた転校生。高校には十数年間にわたり、奇妙なゲームが受け継がれていた。 三年に一度、サヨコと呼ばれる生徒が、見えざる手によって選ばれるのだ。 そして今年は、「六番目のサヨコ」が誕生する年だっ…

『イン・ザ・プール』(☆4.0) 著者:奥田英朗

「いらっしゃーい」。伊良部総合病院地下にある神経科を訪ねた患者たちは、甲高い声に迎えられる。色白で太ったその精神科医の名は伊良部一郎。そしてそこで待ち受ける前代未聞の体験。プール依存症、陰茎強直症、妄想癖・・・。 訪れる人々も変だが、治療す…

『暗黒童話』(☆3.8) 著者:乙一

突然の事故で記憶と左眼を失ってしまった女子高生の「私」。臓器移植手術で死者の眼球の提供を受けたのだが、やがてその左眼は様々な映像を脳裏に再生し始める。それは、眼が見てきた風景の「記憶」だった…。私は、その眼球の記憶に導かれて、提供者が生前に…

森博嗣『S&Mシリーズ』個人的ベスト10

とりあえず、森博嗣さんのS&Mシリーズなんとかすべて記事にし終わりました。 「すべてがFになる」の記事からえらく間が空いてしまいましたが、 yahoo以外の数少ないミステリブログ仲間まじょさんの「森博嗣ブログジャック計画」に強制参加(?)させられ…

再読『笑わない数学者』と逆トリックの検証

この作品は以前このブログでも紹介しています。 しかし今回ある理由により再読、新たに記事を書くことにしました。 ちなみに前回の記事はこちら ちなに前回の記事で、この事件のトリックについて僕は 事件の根幹の重要なポイントとなるブロンズ像消失のトリ…

『有限と微小のパン ~The perfect outsider~ 』(☆3.8) 著者:森博嗣

日本最大のソフトメーカ「ナノクラフト」の経営するテーマパークを訪れたN大生西之園萌絵と友人たち。そこでは「シードラゴンの事件」と呼ばれる死体消失があったという。彼女らを待ち構えていたかのように事件は続発。すべてがあの天才の演出によるものなの…

『妖怪大戦争』 監督:三池崇史

製作年度 2005年 製作国・地域 日本 上映時間 124分 監督 三池崇史 製作総指揮 角川歴彦 原作 - 脚本 三池崇史 、沢村光彦 、板倉剛彦 音楽 - 出演もしくは声の出演 神木隆之介 、宮迫博之 、南果歩 、成海璃子 、佐野史郎 今日地上波で放送されているのを…

洋画『エイリアンVSプレデター』 

かたや、SFホラー映画の神話的シンボルとなったエイリアン、対するはSFアクション映画代表の戦士のプレデター。ともにこの宇宙で最強・最悪の存在が、地球上で対決。『エイリアン』の初登場から4半世紀を経た今、SF映画史上、最も待望された対決の一番、『エ…

宇山日出臣氏を偲ぶ

今月8月3日、元講談社編集者であり「新本格」生みの親ともいえる宇山日出臣氏(本名:秀雄)が亡くなった。 62歳という若さである。『ミステリーランド』シリーズの創刊を最後に講談社を定年退職され、フリーの立場となった氏のこれからの活躍が期待され…

『今はもうない ~Switch back~』(☆4.0) 著者:森博嗣

避暑地にある別荘で、美人姉妹が隣り合わせた部屋で一人ずつ死体となって発見された。二つの部屋は、映写室と鑑賞室で、いずれも密室状態。遺体が発見されたときスクリーンには、まだ映画が…。おりしも嵐が襲い、電話さえ通じなくなる。S&Mシリーズナンバー…

『アニメバトン』いただいてきました・・・。

本楽家協会のhimaさんのブログから、こっそり「アニメバトン」をいただいてきました。 himaさんの記事はアニメに対する熱い思いが伝わってきて、今回はそれに触発されたわけですが、さてさてちゃんと答えられますでしょうか。 1.好きなアニメは? なんでし…

『空中ブランコ』(☆4.2) 著者:奥田英朗

奥田さんを読むのは『邪魔』に続いて2冊目、精神科医伊良部シリーズ(?)を読むのはこれが初めてとなります。 映画版で松尾スズキさんが演じていたので、そのイメージを想像していたら全然違いました(笑)。 あらすじですが、いつものyahoo記事よりもいつ…

『三人目の幽霊』(☆3.9) 著者:大倉崇裕

憧れの大手出版社に入った間宮緑(まみやみどり)が研修を終えて受け取った辞令は、"「季刊落語」編集部勤務を命ず。" 座布団に坐って面白い噺をしては客を笑わせる、あの落語…?その場で辞表を書こうかと世を儚みかけたが、せっかく入ったのにもったいない、ど…

『銀の檻を溶かして ~薬屋探偵妖綺談~』(☆2.0) 著者:高里椎奈

賑やかな街の一角に、その店は存在する。燻べたような色の木の板、木の壁、木の天井。まるでそこだけ時に取り残されたかのような―その店。蒼然たる看板に大書された屋号は、『深山木薬店』。優しげな青年と、澄んだ美貌の少年と、元気な男の子の三人が営む薬…

『ドジっ子バトン』がまわってきました

素敵なあの人からバトンが回ってきました。 着物と着ぐるみと被り物が似合う、とっても素敵なあざらし女将からバトンが回ってきました。 女将のブログは粋な小見出しと、独特の語り口で、どんな記事でも引き寄せられる素敵なブログ。 そんな女将への賛美を込…

『コールドゲーム』(☆3.7) 著者:荻原浩

高3の夏、復讐は突然はじまった。中2時代のクラスメートが、一人また一人と襲われていく…。犯行予告からトロ吉が浮び上がる。4年前クラス中のイジメの標的だったトロ吉こと廣吉。だが、転校したトロ吉の行方は誰も知らなかった。光也たち有志は、「北中防…

今月のマイBEST&カルトミステリー(2006年7月読了分)

(2006.7.31 ブログ再録) いやあ今月は忙しかったですよ~^^; という事で読んだ本は下記の通り。 『あなたが名探偵』、『帝都衛星軌道』、『バイバイスクール 学校の七不思議事件』、『ロンドン園遊会(ガーデンパーティー)殺人事件(上下巻)』、『失踪H…

『紙魚家崩壊~九つの謎~』(☆2.6) 著者:北村薫

狂気にとらわれていくOLを描いた「溶けていく」、日常の謎を描く「おにぎり、ぎりぎり」、『メフィスト』連載の「新釈おとぎばなし」など、優美なたくらみにみちた「9つの謎」を収録したミステリ短編集。 ビーケーワンより 久しぶりに未読の北村作品を読…

『おれはねこだぜ』 作・絵 佐野洋子

本楽家協会のお仲間、きいちごジャムさんのブログで紹介された絵本です。 作・絵の佐野洋子さんは、有名な『100万回生きたねこ』の作家さんでもあります。 とにかくこの記事を見た時に、ものすごくインパクトを受けましたので、図書館で探し手にとってみ…

『島崎警部のアリバイ事件簿 ~天城一傑作集〈2〉~』(☆3.0) 著者:天城一

不可能興味満載で本格推理ファンに挑む!2005年度『このミス』3位に輝いた"幻の探偵作家"待望の第2弾。 Yahoo紹介 幻の探偵作家、天城一の作品集第2弾。 第1弾の『天城一の密室犯罪学教程』がかなり難解な代物だったので、この第2弾を読むかどうか非常に悩…

『BG、あるいは死せるカイニス』(☆3.6) 著者:石持浅海

天文部の合宿の夜、学校で殺害されたわたしの姉。男性化候補の筆頭で、誰からも慕われていた優等生の姉が、どうして?しかも姉は誰かからレイプされかけたような状態で発見されたが、男が女をレイプするなんて、この世界では滅多にないことなのだ。捜査の過程…