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『ザレゴトディクショナル ~戯言シリーズ用語辞典~』 著者:西尾維新

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戯言シリーズにまつわる様々な言葉を、著者自らが解説。ネタバレ要素満載につき完全袋とじ。
これさえ読めば、戯言シリーズの謎がほんの少し解決するかも?!
巻末にはファウストvol.3、vol.4に収録されたイラストレーター竹氏の四コマ漫画「戯言一番」も再録。

 

戯言シリーズ」を愛するファンの為の本。
このシリーズが好きな僕も当然買おうと思いました。
ところがこの本完全袋綴じなので内容がわからないんですよ。。。
え、ファンなら関係ないだろ?そうなんですけどね~、用語辞典じゃないですか~。二の足を踏みませんか?
と思ってたら図書館にあったので即貸出です。

 

いや、予想以上に面白かった。これなら買ってもよかったかな。
とにかくシリーズの登場人物や用語に関しての裏話満載といいますか、西尾流創作術の一端も窺えて興味深い。
もちろん用語のみならずこいつ誰やねん、という登場人物の方もたくさんいましたが(特に13階段あたり)。
なかには驚きの裏話もありましたね~。
たとえば西尾さんの原点は泡坂妻夫先生の「亜愛一郎」シリーズであったり、全9作のシリーズのうち3回もほぼ完成した原稿をボツにしていたり。
さらには西尾自身がシリーズが推理小説からの方向転換を完全に意識したのが「ヒトクイマジカル」であったりとか
さらには妙に矢吹駆に言及する場面があったりして(笑)。
個人的には西尾氏がシリーズのピークは「ヒトクイマジカル」だ、というのには同意見の僕としては嬉しかったですねえ。

 

それにしても意外といったら失礼なのですが、相当に練りに練って作品を書かれているのだなあという印象を持ちましたね。
さらには自分の書いた作品が世に出されるという事への意識が相当高いように見受けられました。
どうしてもこの系統の作家の発端にあの清涼院氏がいるだけに、文章や物語に対してのスタンスがどうなっているのか怪しく感じていたのですが、作品を読んだ印象通りの好感の持てた作家さんだったなあ。
なによりわざわざ用語辞典を自ら書き下ろすあたりはファンサービス満載ということで(笑)。
最後に収録された竹さんによる4コマ漫画もいい味だされてますし。

 

ちなみに西尾氏お気に入りキャラTOP3を語っていた(萩原子荻以外ど忘れ)ので僕もお気に入りTOP3を。

 

浅野みいこ、紫木一姫、闇口崩子

 

うーん、この趣味はやばいんじゃないのか、コレ。。。。。
 

(2006.9.2 ブログ再録)