『『紅天蛾(べにすずめ)―新宿少年探偵団』(☆2.5) 著者:太田忠司

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新宿駅前に゛空飛ぶメリーゴーラウンド゜が現れた。回転する木馬から舞い降りた少女・紅天蛾(べにすずめ)は7人の忠実な下僕を操り、超常なる力によって破壊と略奪を繰り返す。警察なんて当てにはできない。新宿少年探偵団が無垢なる悪意に闘いを挑む。江戸川乱歩の世界を現代によみがえらせる長編冒険ファンタジー

Amazon紹介より

 

シリーズも第4弾にはいり、完全にファンタジー小説になりましたね(笑)。
空からメリーゴーランドが降りてくるわ、アルタビルのモニタービジョンが落下するわ、人形は動くわ(笑)

前回のラストで予告されていた通り、今回の犯人は最初から分かってます。
というか、前作以外は犯人なんて誰でもわかるんですが(笑)。主人公たちもどんどん人間離れしていってるし、特に美香なんてメテオ級(分かる人だけ分かって下さい。)の超能力(?)パワーを使ってるし。
犯人のセンスも乱歩というよりは、ハリー・ポッター?(ちなみにハリー・ポッターは一切わかりません)

でも、今回いよいよシリーズの鍵を握る、阿部刑事のお母さんが登場します。ちなみに見た目は息子より若い!!ああ、ファンタジー~♪
でも、いよいよ結末の方向性が窺えるようになってきたし。こりゃやめられないぜ(笑)

このシリーズ、もう採点の内訳はしません。やるだけ無駄ですから、総合点だけで(笑)

(2005.11.6 ブログ再録)