「今月のマイBEST(2007年3月分)」

大忙しの2007年4月のベストです~。
まずは今月読んだ本を。

4月




今月は11冊。先月から22冊減!!
予想以上に学校の勉強が大変です。本を読んでたら予習・復習が・・・。
それでも読んでる俺ってなによ。

ということで毎回ベスト5を紹介しているのですが、今月は少ないのでベスト3にさせていただきます。



先月に続いて柳さんランクインです。
今回はミステリではなく歴史小説。相変わらず作品の世界観の構築は抜群に上手いですし、読み物として非常にサクサク楽しく読めます。
ミステリ嫌いの方でも十分楽しめるのではないでしょうか。



3位に続いて2位も柳さん。
実はこの小説、最初は☆4.3としていたのですが、少し下げさせて頂きました。
というのも先月読んだ『饗宴~ソクラテス最後の事件』に比べると、若干出来が甘いかなという気がしたので。
そうはいっても、読まないともったいない作品だと思うんですけどね。



早くも今年のベスト級の小説が登場しました。
ブロガーの皆様がほぼ100%大絶賛の嵐だったので期待していたのですが、それに違わぬ出来。
ある一族の年代記の中に、日本の現代史の縮図を取り込んでなお物語としての面白さを成立させた豪腕っぷりと、繊維な筆致に乾杯♪


はい、1位はもう予想通り。下手すれば今年の1位は間違いないのではと思わせる小説でした。
2,3位の柳さんの高打率っぷりにはあっぱれ。『聖フランシスコ・ザビエルの首』の低評価も柳さんなればこそという部分。
5月も引き続き柳さんで楽しめそうな予感です。


では最後に、今月のカルトな1冊


わはは、読む前から今月のカルト確定と囁かれた(誰が?)この本が、予想通りランクイン(笑)。
なにしろ読み終えた事を賞賛されてしまうというだけで、この作品の凄さがわかるというもんです。
ちなみにゆきあやさんからは、読み終えた私にねこ5匹を頂いてしまいました^^
とにかくいろいろな意味でツッコミ満載のこの本。
皆さんが挫折、あるいは手にすら取られてないので語り合えないのが残念。
誰が、自爆してみませんか~♪


今月のBEST&カルトは以上です。
ご意見・ご感想をお待ちしております♪