近日開催のコラボ企画「時代もの、大好き」という企画に、あざらしさんのお誘いを受け参戦することとなりました。
今回の参加にあたっては扱う作品の予定リストを発表して欲しいということですので、暫定ながら10冊を選ばせていただきました。
①人斬り半次郎(池波正太郎) →(変更)時代物ゲームを振り返る~ふぁみこん編~ ②剣の天地(池波正太郎) ③魔界転生(山田風太郎) ④柳生十兵衛死す(山田風太郎) ⑤黎明に叛くもの(宇月原晴明) ⑥仇討(直木三十五) ⑦横溝正史時代小説コレクション 捕物篇1(横溝正史 ⑧用心棒日月抄(藤沢周平)、 ⑨壬生義士伝(浅田次郎) ⑩風のかたみ(福永武彦)
わりと王道な作品からマイナーなものまで選んでみましたがいかがでしょうか?
では選考理由を少しばかり。
では選考理由を少しばかり。
①②に関しては敬愛する池波正太郎先生から2冊を選びたいという前提のもとに未読の長編を選ばせて頂きました。 伝記物の①、剣豪物の②ですね。もし内容が違っていたらそれもまたご愛嬌ということで(笑)。 →と思いましたが、①をゲーム物に変更しました。 ③④は同じく敬愛する山田風太郎先生から2冊。 ③に関しては初めて読んだ風太郎作品であると同時に、映画と絡めてなにか書ければと思いセレクト。 ④については、③と並び柳生十兵衛3部作から選んでみました(残りは「柳生忍法帖」)。 ⑤は先日他の作品を読んだ宇月原先生の作品を。これは戦国武将松永久秀を中心に据えた作品らしいです。(←曖昧ですみません) ⑥はあの菊池寛が「大時代小説作家」と称えた直木三十五の時代小説短編集。直木賞という冠賞を持ちながら芥川に較べてあまりに作品が知られていない三十五なので、これを機会にセレクトしてみました。 ⑦はミステリ好きの私としてはぜひこれをという心構えでセレクト。ミステリと捕物帖。横溝先生、僕のど真ん中作家ですねえ。 ⑧はうちに山程ある藤沢先生から、適当に一冊選んでみました。用心棒シリーズの1冊目ですね、ハイ♪ ⑨、映画にもなった浅田先生の長編。前に買ったまま開いてなかったのでこの機会に。 ⑩、これは異色です。僕が一番好きな作家の一人福永武彦の作品ですが、平安時代を舞台にした王朝ロマンです。密かに2度ほど映画になっていますが、あまり知られていません。福永先生の紹介を含めてセレクトさせて頂きました。
これらのリストは場合によっては変更するかもしれませんが、できるだけこのラインナップで行きたいと思います。
最後にミステリ好きとしては多少認知されている私ですが、時代物好きというのはほとんど語っていなかったので少しばかりその想い出を。
出逢いというのは多くの方と同じ、「水戸黄門」「暴れん坊将軍」といったTBSテレビ時代劇を祖父と一緒に見ていた頃から始まります。
子供ですから楽しかったのは、最後に印籠を出すシーンな訳ですがそのマンネリズムを愛していた記憶があります。
子供ですから楽しかったのは、最後に印籠を出すシーンな訳ですがそのマンネリズムを愛していた記憶があります。
テレビから小説へ広がっていったきっかけは、NHKで放送された「真田太平記」。僕が9歳ぐらいの作品ですが、これが非常に面白かった。特に主役の真田信幸を演じた渡瀬恒彦、真田昌幸を演じた丹波哲郎の魅力にクラクラ。10歳の時に1年近く入院生活を送っていたこともあり、池波先生の小説を子供ながらにじっくりと堪能しました。
ちなみに同時期に放映されていた中村吉右衛門主演の「武蔵坊弁慶」も好きだったのですが、この両作品ずっと大河ドラマだとばっかり思っていたのですが、「NHK 水曜歴史ドラマ」だったんですね^^;;
ちなみに同時期に放映されていた中村吉右衛門主演の「武蔵坊弁慶」も好きだったのですが、この両作品ずっと大河ドラマだとばっかり思っていたのですが、「NHK 水曜歴史ドラマ」だったんですね^^;;
で大河ドラマが出てきたのでその想い出をちょっと。
最初に印象に残っているのは中井貴一の「武田信玄」。「今宵はここまでにいたしとうございます」のフレーズと柴田恭兵の上杉謙信が子供心に強烈に残っています。
次に真田広之主演の「太平記」。とにかく脇が強烈過ぎて真田さんが食われたという印象が。特に前半の片岡鶴太郎の北条高時、後半の片岡孝夫(現:仁左衛門)の後醍醐天皇、そして高嶋政伸の成長っぷりが印象的でした。
あとは「信長」での緒方直人、平幹二朗、マイケル富岡の壊れっぷりも好きでしたし、「花の乱」で萬屋錦之助演じる山名宗全と堂々たる演技合戦を繰り広げた細川勝元役の野村万斎には魅了されてしまいました。
最初に印象に残っているのは中井貴一の「武田信玄」。「今宵はここまでにいたしとうございます」のフレーズと柴田恭兵の上杉謙信が子供心に強烈に残っています。
次に真田広之主演の「太平記」。とにかく脇が強烈過ぎて真田さんが食われたという印象が。特に前半の片岡鶴太郎の北条高時、後半の片岡孝夫(現:仁左衛門)の後醍醐天皇、そして高嶋政伸の成長っぷりが印象的でした。
あとは「信長」での緒方直人、平幹二朗、マイケル富岡の壊れっぷりも好きでしたし、「花の乱」で萬屋錦之助演じる山名宗全と堂々たる演技合戦を繰り広げた細川勝元役の野村万斎には魅了されてしまいました。
ああ、もっと語りたいですが、今宵はここまでにいたしとうございます。。。
月野さん、あざらしさん、こんな感じでよい?
参加者随時受付中!!詳しくはこちら→http://blogs.yahoo.co.jp/bones_the_moon/19287587.html