『時代もの、大好き』を振り返りました♪

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「時代もの、大好き」企画まとめ編。


月野さん、あざらし。さん主催の「時代もの、大好き」もいよいよ講評(?)締切が本日となりました。
僭越ながら、私も参加させていただいたのですが、結局最初に提出した参加予定記事を完遂できなかったという体たらくっぷりでございやした。

ちなみにこの企画の為に書いた記事は以下。


そして当初は予定していなかった本楽家協会の盟友(?)めぽさんとのコラボ企画第2弾



おっと、複数記事をひとつに数えなければ計10本書いてる・・・すいません、それでゆるしてつか~さい^^;;
当初予定していた、 

②剣の天地(池波正太郎)⑥仇討(直木三十五)⑦横溝正史時代小説コレクション 捕物篇1(横溝正史)⑧用心棒日月抄(藤沢周平)、⑩風のかたみ(福永武彦

は後日きちんと記事にします。
また『鉄板句女、時代を行く!!』第3回Katty店長vs千利休「酒か!?茶か!?」で予告されている『純朴VS伊賀忍者服部半蔵~忍法対決!?』、ならびに『時代物ゲームを振り返る~ふぁみこん編』も最後まで書き続ける所存でおりますので、今しばらくお待ちくださいませ。


と反省ならぬ言い訳を語ったところで、

本題の今回印象に残った記事3つを挙げさせていただきます。



理由は一つ、上手そうだから。
ざらし。さんの記事でも拝見できる池波正太郎先生の料理の数々もそうなのですが、なぜ時代ものに登場する食べ物はあんなに美味しそうなんでしょう。
まるで現代の僕たちが失ってしまった、ただ一言「旨い!!」という感覚を揺り起こさせてしまいそうです。
またその料理をとっかかりにして時代小説に入っていくのもまた一つの道筋かもしれません。そのうち、料理だけでなく失われてしまった(かもしれない)食材が再び家庭の食卓にならび、ふうふうしながらそれをかき込んで幸せな気分になる。
そんな時代がきてほしいかもしれない。。。



正直困りました。
KOROKOROさんが「時代もの、大好き」に参加された記事の数々。時代小説(あるいは歴史小説)を楽しむという域に留まらず、歴史を考察する意欲に溢れておりました。
その中でこの記事を挙げさせていただいたのは、記事の中で徳川14代将軍家茂公について言及されているからです。
小山ゆうのマンガ「お~い!竜馬」で語られた家茂公の姿が僕の中で印象に残っているのですが、敬愛する池波先生もまた同じような見方をされている事を知り、感銘を受けました。
KOROKOROさんのように、ただ読むのではなく創作に隠された真実を感じようとする読書の仕方は非常に勉強になりました。



これを挙げた理由の一つが記事でも言及された01年の蜷川幸雄の舞台公演(卒塔婆小町、弱法師)を僕も拝見して非常に感銘を受けた事があるからです。
当時劇団に所属していたにも関わらず、小劇場での公演しか見る事がなかった(それはそれで大切ですが)中で、舞台というものがどこまで奥深いものなのか感じさせてもらった記憶があります。
三島文学はこの作品と、「金閣寺」ぐらいしか読んでおらずお世辞にも語れる人間ではございませんが、それでも強烈なまでの美意識、表現力が伝わってきました。
「こんな時でもなければ、もう、読み返すこともないだろうから」という月野さんの言葉に同感。
こういった本を再びピックアップするのも、こういった企画の素晴らしいところだろうと、再確認させていただきました。


以上が印象に残った3本の記事ですが、その他参加された皆様方の記事一つ一つがどれも興味深いものでした。
ギリギリになって記事を読み始めたため、ほとんど記事に対して目を通しただけでコメントを残さないまま過ぎ去ってしまいました。
締切は今日ですが、また改めて再読、コメントを残せたらいいと思います。


また個人MVPとして、漫画ファンさんを称えたいと思います。


なにせ、この企画の為に書かれた記事が50本という奮闘ぶり。
10本の記事にすら四苦八苦した僕からすると、まさに前人未到。さらに取り上げられた作品がまた渋い。
はっきりいってほとんど知りません^^;;そういった意味で、これを参考にマンガを探してみるという楽しみが増えたということですね。
なお記事の一覧はあざらし。さんの「時代もの、大好き。」参加予定のみなさまのご紹介です。その、「伍」漫画ファンさん専用。がすべてにリンクを貼っておられ非常に参考になりました。


最後になりましたが、

この企画を主催されました月野さん、あざらし。さん、本当にありがとうございます。


そしてお疲れ様でございました。
また面白い企画お待ちしておりますよ~♪