『四季 冬』(☆2.0) 著者:森博嗣

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天才科学者真賀田四季の孤独。両親殺害、妃真加島の事件、失踪、そしてその後の軌跡。彼女から見れば、止まっているに等しい人間の時間。誰にも理解されることなく、誰の理解を求めることもなく生きてきた、超絶した孤高の存在。彼女の心の奥底に潜んでいたものは何か…?「四季」4部作ついに完結。

 

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なんじゃらほい。
『四季』シリーズもいよいよ完結。『春』『夏』『秋』はそれなりに面白かった(それまでの作品が好きでなければダメだと思うけど)。
天才・真賀田四季がまがりなりにも見せる人間性(?)に意外性を感じられたのですが、『冬』のエピローグ手前の部分でみせるそれはちょっとねえ・・・。

 

うん、結論。
さっぱり意味がわかりません。多分書かれてることの半分も頭に残ってないよ。
正直、これを読まされてどないせいっちゅうねん!!
なにしろ100年後の世界でしょ、おそらく。。。

 

もはやミステリ云々ではなく森文学の極みといえるかもしれませんね~。
いろいろ他の物語へのリンクは張ってるようですが、それ以前に小説としてここまでいくとそれをつかみとる気力はありませんでした。
もはや森ファンの中でも選ばれた人しか到達できないところへ行かれてしまったような。
そして僕は選ばれなかった気がします(笑)。

 

えっと、これから新シリーズがまた始まるんですよね。さらには女王系の作品にも枝葉が広がるようで。
しゃあない、読んでみるか!!

 

(短くてすいません。とにかく意味が分からなかったんだよ~~~~~~~~~~~~~~~)


採点   2.0

(2006.11.1 ブログ再録)