たいりょうのちょっと一息

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今月のマイBEST&カルトミステリー(2006年10月読了分)

(2006.10.31 ブログ再録)

 
今月読んだ本は計18冊。うーん、読んでないなあ。
時代モノ企画や川柳大賞もあったしな~。でも京極夏彦も読めなかった、せっかく発売翌日には買ったのに。。。
そしてついに恩田さんがランク外に。っていっても今月は1冊も読んでないだけですけどね。
図書館からは常野物語ものを2冊借りてたんですけどね。
ということでベスト5です。

 

 

得点では『名もなき毒』や『死神の精度』の方を上ですが、一度手にとってみては?という意味でこちらを挙げさせて頂きました。
漱石の名作『坊ちゃん』の世界をうらなりの視点で捉えた作品。さらには彼の後半生を通して描かれる時代風景も良かったです。

 

 

さてさて宮部作品の中でも比較的人気が低いこの作品。その原因はやっぱり後味の悪さが大きいんですかね~。
続編『名もなき毒』との評価は、どちらにリアリティを感じるか、そしてどちらの方が怖いかという部分になるような気がします。
個人的にはリアリティは『名もなき~』、怖さではこちらの作品かなあと思ってます。

 

 

「時代モノ、大好き」企画からこの1冊。問答無用の山田風太郎の大傑作。
忍法帖の1篇、柳生十兵衛3部作の第2作、剣豪小説、そして伝奇SF。どの面からみてもクオリティの高さは半端じゃないっす。
山田風太郎未読の方にはまずこちらをオススメしたいですね。

 

 

再読の作品からこちらを。個人的には伊坂作品の中で一番好きな作品。
著者の特色ともいえる寓話的会話、独自のルールを持つ主人公達。青春小説とも家族小説とも社会派小説としても読める上に、読書中はそんな事をまったく考える事なく作品に引き込むスピード感は読んでいてほんと気持ちいいっす。

 

 

今月の1位は漫画です。個人的に原爆をテーマとした漫画の中では『はだしのゲン』以来の衝撃。
切り口やアプローチの仕方はかなり違うものの、読者の心に突き刺さるという意味では甲乙つけ難い。
第9回手塚治虫文化賞新生賞、第8回文化庁メディア芸術祭大賞受賞作品を受賞した、ぜひ一度は読んでほしい作品です。

 

今月は作品の数自体は少なかったものの、それぞれの著者のこの1冊、みたいな感じでオススメできる作品が多かったですね。
特に上位3作は本当に甲乙つけ難く、どれも未読の人にはぜひ手に取って欲しい1冊。
ランク外の作品では『四季』シリーズですかねえ。完全にミステリからは離れてるような気がしますが、そのせいか森作品の中ではかなり読みやすい部類に入ってるのがちょっと複雑な心境で(笑)。
他には中断していた『QED』シリーズを再開、最新作まで一気に読めたのが印象深いです。まあ、満足かというとね。。。。

 

では最後に、今月のカルトな1冊

 

 

はい、ゆきあやさん、予想通りですよ(笑)。
とにかくグロい。その現実と非現実の間をするっと抜けていくなんともいえない気持ち悪さは非凡なものを感じさせます。
感じさせますが、とにかく読者を選ぶのは間違いない1冊。
他の作品、どうしようかな。。。。

 

今月のBEST&カルトは以上です。
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