たいりょうのちょっと一息

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『マジックミラー』 著者:有栖川有栖

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双子の兄弟が殺人犯?しかし兄の妻が余呉湖畔で殺されたとき、兄は博多、弟は酒田にいてアリバイは完璧だった。やがて第2の殺人。兄弟のどちらかが被害者らしいが、死体からは頭と手首が失われていた。犯人の狙いはどこに?犯人の大トリック、多彩な伏線が、結末で読者を仰天させる、大型新鋭の傑作。
                              Amazon紹介より
 

 有栖川さんのノンシリーズですね。でも、火村シリーズにも登場する片桐さんも出てきたりします。

 感想はというと・・・うーん、被害者物分り良すぎじゃないっすか???
トリックそのもの、双子を利用したアリバイトリックは、まあこれはこれでよく出来てましたって感じなんですけど。

 第2の殺人以降を読んでると、人物描写に作者の意図が透けて見えちゃって。
 動機についても理解は出来るんですけど、うーん、なおさら後半の殺人に至る経緯をもう少し描写する必要があるんじゃないかなあ。
最後にはまたとってつけたように、双子が出てくるのも、果たして必要だったのかどうか???

ごめんなさい。有栖川さんは好きなんですが、これはちょっといただけないですな

で、採点は

トリック:3(よく考えてあるんですけど、面白みが・・・)
ロジック:2.5(この点が1番の問題点かな。肉付けが薄すぎるなあと)
本格度:3(よくも悪くもまっとうな本格だと思います)

で、総合点  2.5で!!

 

(2005.10.6 ブログ再録)