『ローマの休日』 監督:ウィリアム・ワイラー

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ローマ訪問中の小国の王女が大使館を抜けだす。初めての”自由”に大はしゃぎ。そして、通りがかりのアメリカ人記者と知り合い、街中を冒険するうちに恋が芽生える…。ご存じ、オードリー・ヘプバーン初主演作にしてアカデミー主演女優賞に輝いた不朽のラブ・ロマンス。 


Amazon紹介より

 ものすごく久しぶりに更新した映画がこれかよ!!って思うのですが、クリスマスにまたTVでやってたので。
 ええ、とにかくオードリー・ヘップバーンが大好きなんですわ。
 特にこの映画と「麗しのサブリナ」の頃が。もうリメイク版「サブリナ」なんて見る気起きなかったもんね。この映画たちはヘップバーンだからいいんだ!!って思ってるので。(昔田村正和浅野ゆう子だったかの実写版を見て大後悔した記憶が)

 とにかく、オリジナルはヘップバーンはすべて可愛いし、グレゴリー・ペックは超ダンディだし。2人でローマの町をデートする場面は、もうどこをとっても楽しいですね。結婚したら、絶対新婚旅行はローマでベスパに乗って、アイスを食べて・・・。

 でも、この映画で一番素敵だと思うのはラストですね。
 ヘップバーンが再び王女に戻ってローマを旅立つ前に記者会見を受けるシーン。その中にはペックの姿がある。ただ記者の質問に答えてるだけのシーンなのに、見てるほうには二人の結びつきが見えるし、愛の言葉を語ってないのに、王女の答えがペックに対する愛の言葉に見えるのは、僕だけじゃないはず!!
これこそ映画マジック!!

 普通に作ると絶対普通の恋愛映画になっちゃう作品を、キャスト・スタッフが奇跡的な作品に仕上げてくれます。誰がなんといおうと不滅の恋愛映画です!!

(2005.12.28 ブログ再録)