『ウェディング・シンガー』 監督:フランク・コラチ

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25年目のキス』のD・バリモア、『ビッグ・ダディ』のA・サンドラー共演によるラブコメディ。傷心の結婚式歌手とマリッジ・ブルーのウェイトレスの恋の行方を描く。
                              Amazon紹介より
(2005.10.8 ブログ再録)
 

 いい映画です。予算を掛けなくても、奇をてらった派手なお話じゃなくても、豪華なCGを使わなくても、こんないい映画が撮れるっていういい見本です。
 80年代のがむしゃらに熱くて、甘酸っぱい思い出を残したあの頃が甦ってきますね。

 とにかく、主演の二人がむちゃくちゃいいですね。
 アダム・サンドラードリュー・バリモアも決して美男美女じゃないんだけど、なんかすげえカッコいいし、カワイイんですよ。
 自分のどうにもならない気持ちを抑えて、相手の事を一所懸命考えちゃう。そんなもやもや感が、多分あの頃の自分の恋愛に素直に被せられるかもしれない。それぐらい誰にとっても普遍的な恋愛模様が、観客をひきつけるんじゃないでしょうか。

 劇中に使用される音楽もすげえ懐かしくて、もうナチュラルに昔に引き戻される感じ。もちろん、ラストのブシェミの熱唱も最高!!

 やっぱり、カップルでゆっくり見て欲しいですね。

 そういえばこの映画、公開当時の宣伝文句が「カップルでこの映画をみると、そのカップルには永遠の幸せが訪れる」みたいなのがありましたが、俺は自分の誕生日に男友達と2人で鑑賞してしまいました。ああ、むなしい・・・・。