ツルモク家具に入社した宮川正太。独身寮に入寮した彼は、そこで田畑、杉本という先輩と同室となる。寮内を案内され、屋上に出ると、そこは女子寮が丸見え。そこで正太は部屋で着替え中の女の子と目が合ってしまう。
Amazon紹介より
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高校の頃に読んで大ハマリした漫画。今読んでも、結構泣けますね。
高校を卒業した主人公宮川正太が、就職先である家具製造販売店ツルモク家具の寮で出会った人達と繰り広げる青春ストーリー。
なんとなくバブルの時代の裏側って感じの漫画ですが、とにかく登場人物が魅力的。
特に寮で相部屋になる先輩、田畑と杉本がいい味だしてます。
普段はおばかキャラなのに、突然人生の至言を言い放ったりします。
正太が田舎に残してきた恋人ともみと、女性寮に住む先輩みゆきの間で彼の心が揺れ動きますが、この二人対照的なキャラながら二人ともすげえいい女というか、こんな人達に想われて、正太は幸せものです。
主人公自身の成長物語というだけではなく、ともみやみゆき、杉本や田畑も漫画の中でいくつもの転機を迎えながらそれぞれの道を歩き始めます。
高校時代の自分を振り返ると、やっぱり夢に向かってがむしゃらであり続けようと無謀にも誓ってたのを、ついつい懐かしく思い出してしまいました。
現実の厳しさにぶち当たりながらも、前へ進もうとする登場人物に共感できる、素敵な漫画ですね。
巻が進むにつれどんどん上手くなる作者の絵にも注目です。
といあえず、レイコと結婚した杉本はえらいと思う・・・・
映画版配役
