お気に入りのシャープペンシル

文房具と言われて、思いつくものは?
のり、はさみ、ホッチキスなどなど、ひとそれぞれあると思いますが、大きくジャンル分けするとおそらく一番にくるだろうと思うのが、筆記用具。

筆記用具といってもこれまた色々ある。鉛筆、シャープペンシル、ボールペン、蛍光ペンなどなど。
今回はその中で自分が買ってみたシャープペンシルの話。

まずは三菱のクルトガ

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クルトガ の「クルトガ」とは、芯が徐々に回転することでとがり続け、芯の太さが片寄ることなく一定の太さを保つことができる、という特徴を表しています。これまでのシャープペンは、書き手がペンを使う角度に気を付けていなければ、芯の減り方が偏ってしまったり、文字の太さが変わってしまったりといったデメリットがありましたが、クルトガシリーズは筆記をしているだけで自動に芯が回転する機構「クルトガエンジン」によって自動的に芯が回転されます。

おそらくシャープペンシル競争の先駆けとなった商品かなぁと思います。売りはもちろんいつまでも尖り続けるという「クルトガエンジン」というカッコいいシステム。僕も最初に買ったのはこれですね〜。オーソドックスで使いやすいかな〜とは思うのですが、使って気づいたのはそこまで尖りに拘りが無い^^;;というか、よく分からない^^;;;そもそも字が汚いので尖られたら余計目立つ^^;;;;
それでも現役で使ってます。
そして次に買ったがゼブラのデルガード(0.5)
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新開発デルガードシステムにより、あらゆる方向から芯を守る。今までのシャープペンでは、先端に必要以上の筆圧が加わると芯を支えている先金がシャープ芯を支えきれず折れてしまっていた。この問題をデルガードシステムで解決することで、速く書いても、濃く書いても、もう折れない。だから、ずっと書ける
スペーサーの搭載により、隙間を埋めることで、芯づまりを防ぐ。今までのシャープペンでは、落下などの外部からの衝撃によりシャープメカ内部で芯が折れたり芯がずれることで、芯づまりが起きていた。この問題をスペンサーにより解決、だから、もう詰まらない。
はい、「クルトガエンジン」に続いての「デルガードシステム」です。上の説明文だと抽象的ですが、公式HPによると、

1.
紙面に対し、垂直に強い筆圧が加わると、軸に内蔵されたスプリングが芯を上方向に逃し折れを防ぎます。
2.
斜めに強い筆圧が加わると、先端の金属部品が自動で出てきて芯を包み込みガードします。
という事だそうです。実際筆圧は強い方だと思うのですが、書いているうちに先端の金属部分が登場して自分の筆圧が強いんだなぁ〜と実感するわけです。実際に折れることは少なくなったかもしれません。

続いてはペンテルのオレンズです。これはいわゆる細字系の極みというか、ラインナップが0.2と0.3という非常にわかりやすい区分けですね。
イメージ 3オレンズは芯が減るのに合わせて先端パイプがスライドするオレンズシステムを搭載。
これにより「芯を出さないで書く」という新しい使い方を可能にしたシャープペンシルです。
芯が出ていない=パイプが常に芯をサポートしている状態なので、不思議なほど芯が折れない。
さらにパイプ先端のエッジを減らすことで、従来のシャープペンシル同様の書き心地を実現しました。
握ったときの安定感がアップし、ブレない書き心地を実現するラバーグリップ付き。

はい、今度は「オレンズシステム」です。これは実際使ってみないと感覚がわかりづらいのですが、ほんとに芯が見えない状態で書くというか、不思議な感覚です。芯の細さとその独特のシステムのせいで、若干引っ掛かりを感じなくは無いのですが、思ったよりはナチュラルにかけるし、ビジネス手帳みたいな限られた物に書くには、細さは重要かもしれません。

ただ・・・私はこれが苦手です。何故かと言うと、とにかく芯が詰まる!!キャップに芯が詰まった時用の細い針金が付いてたり、別に付いてたりとがありますが、なんだかそれでも上手く取れません。中にはパイプを出しても書こうと思ったらいきなり引っ込んでまったく書けなくなったりとか・・・。一応、今のオレンズが3本めですが、これでダメだったらもうやめようかなあ〜と思ってみたり。

そんな中最近の一番のお気に入りがプラチナ万年筆のプレスマン

イメージ 4芯を一般的な0.5mm から0.9mm 芯と太くし、滑らかさを向上させる為に内蔵したセーフティスライド機構が芯をスライドさせ、速記中に起こる強い筆圧から芯折れを防ぐ事を可能にしました。また、取材中に芯を使い切ると何度もノックしなければならず、タイミングを逃してしまわない様にプレスマンは通常全長60mm の芯を100mm の2B 芯にし、途切れのない取材を可能にしました。
独自の名前もなくシンプルな構造。もともとが速記士や記者向けに開発されたという商品で、スライド機構に加え、芯を太くして折れにくくし、長さを長くすることで長時間筆記を可能にするというニーズに合わせた考え方。ちなみにこの商品が開発されたのが、なんと1978年。今から38年前という歴史ある商品。2015年に軽微なリニューアルをしたものの、基本はまったく変わってないそうです。
もちろん芯の太さの形状の為、細字書きには向かないし、実は芯が太いので一本しか入らないという構造にはなっているんですが、それを置いておいても0.9ミリと2Bというやや濃い目の芯が創りだすなんとも滑らかな筆記感は、最先端の商品に負けない書き心地だと思います。あまりにも書き味が気に入ったので、職場や自宅、ペンケースも含めて現在6本が稼働しております。ちなみに一本200円という価格も、リーズナブルだなぁと感じてます。

他の筆記用具もそうですが、シャープペンシルも多機能ペンのシャープ機能も含めたら、ものすごい数が出てますが、ほんと好みは人それぞれ。
あなたのお気に入りのシャープペンシルは何でしょう?