『刀語 第10話』(☆3.2)


まずはあらすじ。

西尾維新×竹が放つ時代活劇絵巻。無刀vs.無刀。「とがめはそもそも、幸せなんて求めちゃいないよ」。
虚刀流・鑢七花と奇策士・とがめが蒐集する変体刀は、いよいよ10本目。
対象は誠刀『銓(ハカリ)』、所在は陸奥の百刑場。そこは、先の大乱を導いたとがめの父・飛騨鷹比等が、七花の父・鑢六枝に斬殺されたという呪われた土地だった。
いまは何もない原っぱ――百刑場に突如出現した"仙人"は、とがめの心をかき乱し、七花に"意識"の戦いを強いる!
刀語、第10話の対戦相手は、変幻自在の彼我木輪廻。衝撃の12ヵ月連続刊行企画"大河ノベル"第10弾。

amazonより

衝撃の12ヵ月連続刊行企画"大河ノベル"第10弾、物語もラストに向けて爆走。
そして私の読後感想も、忘却の彼方に爆走。
読み終わってから1週間も経ってないのにねえ、年なのかね~^^;;;

とはいってられないので、無理やり記憶を引き戻す。
とりあえず、剣劇物なのに斬りあう場面なしなのが異色。
なにしろ相手に戦う気がないんだしね~。
あと、完成変体刀に関する衝撃の事実が明らかに。
でも想像はついてたりして^^;;;

ま、今回はいろいろな意味でとがめ主役なんでしょうな~。
かつてない肉体労働に挑戦するし、彼我木輪廻の謎賭けを解き明かし、自らの過去と向かい合うし。

ラストでは次回へのあおりと、物語の悲劇的結末を匂わせてるし。
最後の三段跳びへの助走としてはいい感じなのでは?

それにしてもこのシリーズ、まとめてレビューするべきだったのじゃないかと少し後悔。。。


採点  3.2