『刀語 第5話』(☆3.2)


薩摩の港町を一手に仕切り、賊刀『鎧』を所有する鎧海賊団船長・校倉必。
"日本最強"を襲名した無刀の剣士・鑢七花と、変体刀を蒐集する美貌の奇策士・とがめは、"あるもの"を賭けての勝負を校倉から挑まれる―!
"愛"に戸惑い、苦悩し鈍る七花の剣先―!?
刀語、第五話の対戦相手は、絶対の防御力を誇る鎧海賊団船長、校倉必。

yahoo紹介より

マンネリズム全開(笑)のシリーズ第5話。
第4話は結構な変化球で物語を煽ったものの、再びいつもの路線へ。
刀を狙う第3(4?)勢力の存在や、七花ととがめの関係の微妙な変化はありつつも、前回登場した最強のライバルは登場せず。

今回は刀というより、その名の通り鎧。校倉さん、着ちゃってますから。
で攻撃は体当たり。ううむ、西尾さん頭ひねってますな~。
防御力最高に立ち向かう無刀流のやり方もなかなかに上手い。

・・・なんだけど、イマイチもりあがらん^^;;
萌え要素の滑りっぷりは、西尾さんにとってある程度予想の範疇だと思うんだよね。
ほんと1冊1冊の分量が薄いだけに、物語が薄くなるのはしょうがないかなと。
ただ、端々に潜んでる伏線もなかなか魅力に繋がっていかないのは、ちと苦しい?

つまらなくはないから読み続けます。
でももう少しなにかを見せて欲しいかな。




採点  3.2