サウジアラビアVSチュニジア

グループHはスペイン、ウクライナの強豪に中東、アフリカそれぞれの常連国が挑む構図がありましたが、スペインVSウクライナで思わぬ大差がつき一層混沌としてきました。
そんな中で行われた、サウジアラビアチュニジアの一戦。かつてアジアNo1Gkと呼ばれ国際Aマッチ最多出場を誇るデアイエのスタメンを期待したのですが、さすがに控えでした。そりゃ~アメリカ大会からいるもんね、結構な年齢でしょ。

この試合、またしても家事をしながら見てたのですが、いい意味で両チームの実力が均衡してて白熱した一戦になりました。
序盤押し気味に試合を進めたチュニジア、じょじょにサウジが盛り返してきたところで、セットプレーからのこぼれ球を叩き込み先制点を奪い出鼻をくじきます。それでもサウジは何度かチャンスをつかみますが、チュニジアの固いディフェンスに阻まれノーゴール、チュニジア1点リードで後半に。

後半は逆に負けているサウジがペースを握ります。個人技と組織力のバランスが取れたサッカーを披露、前回大会で大敗を喫した雪辱を晴らすためにチュニジアゴールを襲います。そして後半12分右サイドからの鋭いセンタリングを中央ピンポイントで合わせ同点。これは素晴らしいシュートでしたね。
その後両チームとも選手交代で流れを引き寄せようとするもなかなか勝ち越し点が奪えないなか、後半39分サウジの大ベテランであり国民的英雄アル・ジャバーがカウンターから抜け出し勝ち越しゴール。ジャバー懐かしい~、この人もアメリカ大会組ですね、覚えてました♪
これでサウジは守りきるのみ、チュニジアの猛攻もゴールを奪うことが出来ずこのまま終了かと思われたロスタイム、最後の最後でFWの位置に上がっていたDFジャイディが起死回生の同点ゴール。
結局2-2のドロー。

地味な国同士の対戦でしたが、逆にバランスが取れて意外に面白い試合でした。グループ分けに恵まれたこともあり最終節までまったく予想が出来ないグループですね~。しかし、日本もこのグループに入りたかったなあ^^;