『刀語 第6話』(☆3.7)


絶対凍土の地、蝦夷の踊山を彷徨う無刀の剣士・鑢七花と美貌の奇策士・とがめの前に姿を現したのは、天真爛漫な少女、凍空こなゆき!!
吹きすさぶ豪雪と疾風のなか、七花が絶体絶命の危機に!!追い詰められた真庭忍軍の切り札と、とがめを狙う謎の第三勢力の蠢動やいかに!?
前半戦、まさにここに極まれり。 


yahoo紹介より

すっかり読むのを忘れてたシリーズ第6弾^^;;
今回は冬の北海道で雪ん子と大決戦。

しかしこの雪ん子、強え!!
尋常じゃない怪力(七花の4倍ぐらい?)を武器にちゃんばらを仕掛けてくるし、ど素人だけに剣筋が読めない。
シリーズ始まって以来の大打撃を、七花くらっちゃいます。
いってしまえば人生初の敗戦。それが彼にどんな影響を与えるのか・・・・
このあたりがもう少し書かれれば、物語としてもっと深くなるのにな~。

でもある意味既刊の中では一番まともな剣術合戦な気がしますわな。
七花が負ける理由も、そして再戦で勝つ理由も非常に理に適ってる。
思わず頷いてしまいました。

逆にもう一つの敵、真庭忍者軍団の一人、真庭狂犬の忍術は風太郎を超える出鱈目さ。
それが面白さにどこまで繋がってるかはおいといて、もはやなんでもありの境地ですな^^;;

それにしてもこんな刀、いらねえよ^^;;;


採点  3.7