横溝正史の生原稿5千枚発掘!!未発表短編も!!

横溝正史>東京都内の旧宅で草稿など5千枚 未発表短編も


犬神家の一族」「獄門島」などで知られるミステリー作家、横溝正史(1902~81年)の草稿など約5000枚が、東京都世田谷区の横溝の旧宅から見つかった。未発表とみられる短編「霧の夜の出来事(微笑小説)」などがあった。
 「霧の夜の出来事」は青酸カリをきっかけにした男女の騒動をコミカルに描いた内容。目を通したミステリー評論家の新保博久さんは「原稿用紙に横溝が編集長をしていた雑誌『新青年』の判があった。穴埋めとして自ら書いたが、出来がよくないので没にしたのかもしれない」と推測する。
 資料の一部を整理した探偵小説研究者の浜田知明さんによると、他にすでに発表した短編を書き直して長編にした作品5点の原稿や自分の単行本などに加筆したもの、ほごにした推敲(すいこう)原稿が多くあった。浜田さんは「手塩にかけて小説を磨き上げる横溝の真摯(しんし)な様子が分かる」と語る。
 現在、再映画化で話題の「犬神家の一族」に関しては、書き始めの1行に悩み、4回も書き直してほごにした原稿が残っていたという。他にも映画やテレビドラマ化された作品のシナリオが150種300冊あり、中には師とも呼べる江戸川乱歩が添削した書き込みもある。

毎日新聞より

横溝ファンとしては見逃せないニュース♪
おお、横溝の未発表短編が発見されたのか!!「霧の夜の出来事(微笑小説)」・・・微笑小説ってなんだ?
短編を書き直して長編・・・その長編はすでに発表されたものなのか?それとも?
自分の単行本に加筆したもの・・・そこまでやりますか!!ぜひ拝見したい!!

その中でもやはり江戸川乱歩が添削した原稿というのが一番見たい!!
どこかで公開展示するのかな?
もしするのなら駆けつけたいぞ・・・。