フランスVSトーゴ

トーゴを覗く3チームに決勝T進出のチャンスがあるグループGの最終戦。NHKとBSにて同時観戦をしていました。
ということで、細かいところはあまり見てません。

まずはフランスVSトーゴ。勝たないと厳しいフランスは累積警告でジダンを欠くものの、監督との仲が悪いとされたトレゼゲが今大会初先発、序盤から試合を支配します。
対するトーゴは個人能力ではフランスに見劣りしないものの、とにかくチームプレイが無いというか、あまりにボール離れが悪く速攻のチャンスをまったく生かしきれません。特にエースのアデバヨールは長身にもかかわらずボールを貰いにくるプレーが多く、むしろチームバランスを崩してましたね~。

ただシュートの嵐をトーゴに浴びせるフランスですが、最後のシュートは信じられないぐらい精度が低くなかなか点を奪えません。前回大会から5試合連続勝ち星無しの最大の原因は得点力の低さが原因の一端だっただけに暗雲がフランスを襲いますが、後半10分ここまでチャンスでことごとくシュートを外してきたリベリーペナルティエリア左から中央のビエラに絶妙の折り返し、ビエラはこれを冷静に決め遂に念願の先制点を奪います。
さらに6分後、先制点のビエラからのパスをアンリが左隅に押し込んでダメ押しの2点目。
逆に初めてのワールドカップで勝ち点を獲得したいトーゴですが、今大会を通じてチーム戦術の拙さ(というか個人突破主義?)を露呈、この試合も個人の判断の悪さでほとんど決定機をつかめません。
結局今大会最高のパフォーマンスを披露したフランスは勝ち点3を加え、スイスVS韓国の結果を待ちますが、韓国の敗戦により決勝T勝ち残りが決定しました。

はこれでジダンの引退が延びた訳ですが、皮肉にもそのジダンが欠場した試合で最高の出来を披露。次の試合から復帰可能なジダンが即スタメンなのか。ドメネク監督も悩みどころなのではないでしょうか。おそらく今日の夜あたり占い師に教えを請うているのでは・・・・・。