ポルトガルVSメキシコ

ポルトガルは決勝T進出を決めてはいるものの、グループ1位確保の為もありメキシコ線はいい試合になると思ったのですが、フェリペ監督選手を休ませやがりましたね~。
でもなぜフィーゴは?イエローカードを受けてないから?

まあそれはいいですけど、立ち上がりはメキシコペース。そりゃね~、面子落としてるし、DFラインがメキシコの個人に慌てさせられます、と思ったらポルトガルが先制点。
素晴らしい展開で左サイドを崩して、最後は中盤のマニシェがフリーでシュート、押されていたポルトガルが一発のチャンスできっちり結果を出しましたね~。控え選手が多かっただけに、逆にシンプルな展開が幸いしたのかな?
これで流れが変わったのか、徐々にポルトガルが押し気味に。さらに、メキシコDFマルケスがまさかのハンド、PKを献上し2点差になりました。こうなると急にアンゴラ戦の途中経過が気になりますよね~。さらに前掛かりになるメキシコに対して、余裕を持ってボールをキープするポルトガルがさらに追加点のチャンス。ここで決められると、大敗の可能性もありましたが、なんとか切り抜けます。
逆にこれで吹っ切れたのか、メキシコも反撃開始直後に獲得したCKをフォンセカが頭で叩き込み1点差。その後も一進一退の攻防が続き、結局そのまま前半終了。

地力での突破を決めたいメキシコ、後半も攻勢を仕掛けます。そして後半12分、最大のチャンス、PKを獲得します。同点ならば突破決定なだけにメキシコファンの魂を乗せたボールが・・・・はずれました。おい!!しかも直後に退場者を出し10人に・・・・そこに同時鑑賞していたもう1試合でついにアンゴラが先制点、うーん、ピンチ・・・。
その後もメキシコが懸命に攻撃を仕掛け、ポルトガルがそれを跳ね返しながらも時折攻撃を仕掛ける展開に。
結局PKを失敗したのが響いたまま、2-1で試合終了。しかしアンゴラがイランと引き分け、メキシコの予選突破が確定致しました。

ポルトガルは控えメンバーで望んだ攻撃陣が予想外に活躍。しかしながら前線の核を欠き決めきれない部分も。そういう意味では層の薄さは気になりますね~。次はオランダとの欧州対決。ともにサイドアタックを得意とするだけに、激しいつばぜり合いが予想されますね。
逆にメキシコは勝ち残ったものの自慢の粘りや勝負強さがあまり見えない。いつもよりも安定性が欠けるだけに、1回戦の相手アルゼンチンには相当厳しい試合を強いられそうですね。