ということで、ここまで18作家19編の小説(高田さんだけ2冊)を読んだ訳ですが、個人的感想だと大雑把ですが期待してた作家陣の作品が意外と好みではなく、逆にそれほど楽しみにしてなかった人の作品がおもしろかったりと、なかなか楽しい配本となっております。
それにしてもやはりというか、主人公の年齢が小学生~中学生の作品が多いですね^^;
ジュブナイルという事で、どうしてもそちらにイメージが偏ってしまうんですかね~。ちなみに主人公が小学生~中学生以外の作品となると
ジュブナイルという事で、どうしてもそちらにイメージが偏ってしまうんですかね~。ちなみに主人公が小学生~中学生以外の作品となると
と19作中わずか4冊。うーん、別に主人公がその年代じゃないとジュブナイルじゃない!!って訳でもないでしょうが、どうしてもイメージの問題なのかな。
『ラインの虜囚』なんかを読んでると、必ずしもそうじゃなくても面白いジュブナイルは書けると証明してる(いまさら証明もクソもないですが)と思いますね。
さらに、というかやっぱりというか普段ジュブナイルを主戦場にしていない人が多いせいか、子供向けというよりかつて本格を愛したお父さんお母さんが喜びそうな、作者の個性が完全に表に出た作品(島田荘司氏や、二階堂黎人氏)があったり、子供に読ませていいのかどうか非常に悩む作品(殊能将之氏や麻耶雄嵩氏)など、今となってはこの配本の本来の目的がよく分からない状況になってきているような気もします。
『ラインの虜囚』なんかを読んでると、必ずしもそうじゃなくても面白いジュブナイルは書けると証明してる(いまさら証明もクソもないですが)と思いますね。
さらに、というかやっぱりというか普段ジュブナイルを主戦場にしていない人が多いせいか、子供向けというよりかつて本格を愛したお父さんお母さんが喜びそうな、作者の個性が完全に表に出た作品(島田荘司氏や、二階堂黎人氏)があったり、子供に読ませていいのかどうか非常に悩む作品(殊能将之氏や麻耶雄嵩氏)など、今となってはこの配本の本来の目的がよく分からない状況になってきているような気もします。
ところで、このシリーズのお楽しみといえば(僕だけ?)、後書き「わたしが子どもだったころ」(なぜか田中氏だけは「読者の皆さんへ」なんですが)だと思います。
そこには作者が子供時代に読んだ本の事や、あるいは後書きそのものに仕掛けほどこしたり、といろいろあるわけですが、なぜか小野不由美・島田荘司・麻耶雄嵩の3氏だけは、この後書きが無かったりします。うーん、なぜ?
そこには作者が子供時代に読んだ本の事や、あるいは後書きそのものに仕掛けほどこしたり、といろいろあるわけですが、なぜか小野不由美・島田荘司・麻耶雄嵩の3氏だけは、この後書きが無かったりします。うーん、なぜ?
まあ、このあたりに関してはすべての配本が出揃った時に、あらためて詳細な検討をする予定(それまでこのブログを皆さん読み続けてくれてるのでしょうかね?)なので、
ここでは、これまでの配本を個人的観点によりいろいろなBEST3を選んでみて、最終的なオススメBEST3を出してみようかなと思います。
ちなみに『ミステリーランド』の目次にある点数の目安は「僕が楽しかったミステリーランド』ということで理解していただければ^^
ここでは、これまでの配本を個人的観点によりいろいろなBEST3を選んでみて、最終的なオススメBEST3を出してみようかなと思います。
ちなみに『ミステリーランド』の目次にある点数の目安は「僕が楽しかったミステリーランド』ということで理解していただければ^^
まずは、これは子供が何も考えずに楽しむんじゃないかBEST3!!
うーん、1・2位に関しては配本の中でももっとも本格色が薄いものが集まった気が。逆にいえば単純に読み物として楽しめるものをという事で。
今度は逆に、大人こそ楽しめるんじゃないかBEST3
これに関しては、大人じゃないとこの余韻を分からないんじゃないか?という観点で選んでみました。殊能将之『子どもの王様』も考えたんですが、これは大人でも楽しめない小説という判断をしました、あしからず。
そして、ロジックこそ本格?BEST3♪
これは上位2作に関しては、後半の怒涛の論理的帰結が子供についていけるのか心配なぐらい炸裂してるということで。3位は物語とのバランスを重視してみました。
逆に、ドキドキワクワク冒険譚BEST3は
上位は順不同で。3位は高田さんとどっちにするか迷いましたが、先が読めないというところで法月氏を。次はというと、
これを読んだら他の本も読みたくなるぜBEST3(語呂悪っ!!)
妥当だと思うんですけど、どうでしょう?二階堂さんは、これを読んでルパンを読みたくなるかというと、かなり疑問があるのでランク外に。
続きましては、
続きましては、
これは泣くだろBEST3。
上位2作は僕にとっては完全に泣きの小説。離れた3位に爽やかな涙をさそうんじゃないかとこの作品を。
そして、
そして、
このキャラ達はかわいいぜコンチクショウBEST3だ!!
もはや無理やりなBESTという気もしますが、どの作品も主人公達がほんとにいいぞ~!!
最後に、
最後に、
企画なんかくそくらえ、俺は○○BEST3!!(○○には作者名を・・・)
もう褒めてるんだかなんだかわかりません^^;
以上を踏まえての総合オススメランキングは、
以上を踏まえての総合オススメランキングは、
ちなみに惜しくも次点は、高田崇史『鬼神伝 鬼の巻・神の巻』という事で・・・すいません、いきなり3位が2作です~。悩みに悩んだ末同率という事で。
本格を読みたいなら法月氏、冒険譚が好きなら田中氏をということにしておいて下さい。
1位と2位は正直いって、差は無いです。あえていうならジュブナイルの面白さの一つだと思ってる登場人物の魅力で倉知氏を一位にしてみました。
本格を読みたいなら法月氏、冒険譚が好きなら田中氏をということにしておいて下さい。
1位と2位は正直いって、差は無いです。あえていうならジュブナイルの面白さの一つだと思ってる登場人物の魅力で倉知氏を一位にしてみました。
ん~、振り返ってみると途中のいろんなランキングをまったく踏まえてない総合結果になってるなあ~、書かなきゃよかったかも^^;
でも、せっかくこんなに長く書いたんだから記事載せます。
最後まで読んだ方、<( ̄∇ ̄)ゞゴメリンコ~♪
でも、せっかくこんなに長く書いたんだから記事載せます。
最後まで読んだ方、<( ̄∇ ̄)ゞゴメリンコ~♪