サッカーアジアカップ最終予選 日本×イエメン

いよいよオシムジャパン初の公式戦、アジアカップ最終予選対イエメン戦でございます。
千葉・Ｇ大阪の選手を加えた代表が、トバゴ戦からどう変わっていくか楽しみですね、はい。

注目の先発メンバーは

ＧＫ：23 川口能活(cap)
ＤＦ：加地、 坪井慶介、 闘莉王、駒野
ＭＦ：三都主、阿部勇樹、鈴木啓太、遠藤保仁
ＦＷ：巻誠一郎、田中達也

おっと、予想メンバー達也以外当たってる♪
試合開始直後から一方的な日本ペースやね。まあしょうがないなあ～、日本のホームで相手がイエメンだしね。
いくらやってみないと分からないといってもさ。。。。

それにしてもイマイチ動きが悪いなあ。巻が高さで勝てるんだから、シンプルに行くところは行けばいいのになあ。
あと個人で仕掛ける動きは悪くないんだけど、チームとしてはあんまり機能してない。
選手の運動量が少ないっていうのもあるんだろうけど。。。

うーむ、どう見てもサントス、遠藤のところで攻撃が止まってるような。
２列目からの飛び出しや、ポジションチェンジ、ドリブルはいいんだけど、自らが選手を動かすポジションにいる時の球離れが悪いな～。
しかも攻撃が中央から右サイドに偏り気味？
せっかく駒野がフリーで上がってきてるのにもっと使えばいいのになあ。。。

これだけ相手が引いてるんだから、釣り出す動きや展開を見せないと、いくらなんでも簡単には点は入らないよね。
達也なんかは、こぼれ球がいい体勢で拾えないよね。
うーん、かなり消化不良なまま、前半終了。

後半開始から、駒野に代わって羽生投入。
駒野にとっては可哀相な展開だったかもね。守備を披露する相手ではないし、かといって偏った攻撃の犠牲になって球がでてこなし。
変わった羽生君、いいフリーランをみせてますね。ドリブルの切れもまずまず。
そんな羽生になぜそんなにパスを出さない、サントス？１パターンの中央攻撃なんて怖くないっす。
しかも相変わらず守備は緩いし。
おかげで鈴木啓太の運動量が半端なく多くなってる気がします。
それにしても鈴木いいねえ。彼が出所を的確に押さえてるのは大きいと思うなあ。カバーリングも献身的だし。

結局先制点が取れそうで取れないままずるずるといきそうになった後半２５分、阿部がやってくれました。
この日わけのわからんキックが多かったサントスのＣＫを素晴らしい動き出しでマークを外しイエメンゴールに叩き込みました。
いやあ、一応これで勝ち確定かな。
その直後、遠藤から佐藤勇に選手交代。点とったから寿人でなく勇人なのね。
でもいいですね、勇人。啓太に負けず劣らずの献身的なプレスをかましてくれます。そういえば髪型も似てるし（笑）。

そのあとも徐々にいい攻めが多くなった日本ですが、なかなか２点目が奪えない。ホームの試合でこの内容ならもっと点を取らないとと思ってると達也に代わって寿人投入。後半の田中はドリブルで仕掛ける回数が多くファールを貰ってましたが、全体としては展開に恵まれなかったかなという感じ？
と思ったら、寿人が結果だします。今度はサントスのＦＫを頭で合わせます。相手ＧＫが弾いたところを自ら詰めてダメ押し弾。
さすがです、結果残します。
結局試合はこのまま２－０で終了。

内容としては個人の動きはまずまずなのですが、チームとしての連動性はあまり感じませんでしたね。まあ、オシムのサッカーはすぐに出来るようなシンプルなものでもないですからね。
交代で出た千葉の羽生、佐藤勇人、先発の巻、阿部がそろうと全体の動きも良くなったし、しばらくはじっと見守っていかないと。
他にも啓太、 闘莉王は合格点。加地もまずまず。逆にサントスはそろそろ正念場と考えた方がいいと思うのは僕だけでしょうか？
っていうか、松井か中村が帰ってくるとポジションが無いような気もするんだけど。。。