バイバイマン
アメリカのウィスコンシン州。古い屋敷に引っ越して来た3人の大学生が、ふとしたきっかけで、その名前を知った者、口にした者に死をもたらすという“バイバイマン”を呼び起こしてしまう。それ以来、“バイバイマン”に取り憑かれた彼らはお互いに命を助け合うが、周囲の人間たちは次々と命を落としていく。追い詰められた若者たちは、死の運命から逃れることができるのか―― * 監督:ステイシー・タイトル * 脚本︰ジョナサン・ペナー * 原作:ロバート・デイモン・シュネック * ダグラス・スミス - エリオット * ルシエン・ラヴィスカウント - ジョン、エリオットの親友。 * クレシダ・ボナス - サシャ、エリオットの恋人。 * ダグ・ジョーンズ - バイバイマン * キャリー=アン・モス - ショー刑事 * フェイ・ダナウェイ - レッドモン、未亡人。 * キーリン・ウッデル - 若い頃のレッドモン * マイケル・トルッコ - ヴァージル * クリオ・キング - ミセス・ワトキンス * ジェナ・カネル - キム * エリカ・トレンブレイ - アリス * リー・ワネル - ラリ
その名前を知った者、その名前を口にしたものを死に追いやる恐怖の存在「バイバイマン」。いかにも都市伝説な設定。先日見た「スレンダー 長身の怪人」も都市伝説なアレでしたが、貞子さんや伽椰子さんみたいに直接ドヒャーなヤツよりも、正体不明の存在→ジワジワ→最後モヤモヤが海外の主流なのでしょうか?
冒頭、名前を知ったと思われる家族や友人を殺戮し自爆するおっさんの姿を描くことによって、バイバイマンの恐さを語りきっちゃいます(嘘)。それから月日が流れて、大学生のエリオット、恋人のサーシャ、二人の友人でもあるジョンは、共同生活を始めた家でバイバイマンの名前を知ってしまい死の恐怖に怯えることになります。
名前知られる前から怖ぇことしてるじゃん、という気もしますが、このあたりの私を忘れないで感は「フレディVSジェイソン」を思い出さないこともない(嘘)。知られなきゃ誰も殺されないもんね。そういう意味では「呪怨」の伽椰子さんなんて忘れられないよね、いつかは絶対誰か家の敷地に入っちゃうからね。
それはともかく名前を知った、口にしただけで襲われるのは確かに怖いです。そんなの知ったら絶対誰かに喋りたくなるじゃないですか。喋っちゃったら当然相手は死んじゃうわけで、こっちとしては、ああこの人はどんなふうに死ぬんだろう、という見方になりますよね。バイバイマンの追い込み方は結構いやらしいというか、人の弱い所を責めてくる感じ。正直、こんなのはいやだな〜^^;;
それはともかく名前を知った、口にしただけで襲われるのは確かに怖いです。そんなの知ったら絶対誰かに喋りたくなるじゃないですか。喋っちゃったら当然相手は死んじゃうわけで、こっちとしては、ああこの人はどんなふうに死ぬんだろう、という見方になりますよね。バイバイマンの追い込み方は結構いやらしいというか、人の弱い所を責めてくる感じ。正直、こんなのはいやだな〜^^;;
ただ、全編としては少し一本調子なのと、時折挿入される電車のカットやバイバイマン登場の予兆とも言えるコイン、バイバイマンと一緒に登場する犬の存在など、最後まで意味が明らかにならないエピソードがあり、いい意味ではなくモヤモヤ感たっぷり。終わり方といい、B級ホラーとして続編が出来そうな気がしますが、実際はどうなんでしょうね〜〜。