邦画『ひるなかの流星』(2016 日本)

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田舎育ちでまだ恋を知らない女子高生・与謝野すずめは、上京初日に迷子になっていたのを助けてくれた担任教師・獅子尾に、今までに経験したことのない想いを募らせていく…「わたし、先生のことが好きです」。すずめの真っ直ぐな気持ちを受け止めながらも、教師という立場から素直になれない獅子尾。そんななか、すずめはクラスで隣の席に座る“女子が大の苦手”なはずの馬村から告白される。果たしてすずめの初恋の行方は…?


* 監督 - 新城毅彦
* 脚本 - 安達奈緒子

* 与謝野すずめ - 永野芽郁
* 獅子尾五月 - 三浦翔平
* 馬村大輝 - 白濱亜嵐
* 猫田ゆゆか - 山本舞香
* 熊本諭吉 - 佐藤隆太


ひゃあ(/ω\*)
先生と同級生のあいだで揺れ動く典型的なアレな映画ですね〜。昔からこの設定ってよく見かけますが、いつの時代も普遍なテーマなんでしょうか。

 それはともかく、かっこいい先生と同級生との三角関係なんて、普通にやったらムカつくモテ物語(僻み?)になりそうですが、なんでしょう、永野芽郁ちゃん、いいですね^^天然じゃなく、普通っぽさを持ちながら二人の間を揺れ動く姿がなんとなく青春してるって感じがして爽やか。ムリなモテキャラな雰囲気がないところがいい感じ。
 永野さんは鈴木亮平のビジュアルが強烈だった『俺物語』でも、普通だったら無理がある超絶いい人ヒロインを意外に好感度高く演じてたし、こういうのに向いてるかも。なんだかいいオーラを持ってますね。朝ドラでも期待。

 対象的に三浦翔平の獅子尾先生、反則ですな^^;;こんな先生いたらまじでモテまくりでしょうな。カッコよくて優しくて。白濱亜嵐の馬村もカッコいいんですけどね、先生の前にはかすみがちです。すすめの事を「ちゅんちゅん」と呼ぶなんて、三浦翔平じゃなかったら鳥肌ですな。

 馬村に関しては最初は女子が苦手という設定がきちんと見えてたけど、途中からそのへんはどうでも良くなりましたな。あ、それはすずめが馬村の殻を破ってあげたのかもしれんですし、だから馬村はすずめの事が好きになったのかなぁ。

 こうみると結構ファンタジー的恋愛というか、リアリティに欠けて見てて「はいはいそうですか」となりそうですが、この映画に関して言えば獅子尾と馬村のカッコよさをのぞけばすごく等身大の感じがしました。あえてガッツリなモテ映画にしないようにしたのかな。だから最後のすずめの選択も、「うんうん悩んだよね、すずめ」と褒めてあげたくなりました。最初は恋のライバルのち友人となる猫田ゆゆかとすずめの距離感とかすごい好きでしたね〜。

 飛び抜けて素晴らしい・・・とはいえないですけど、思ったより普通な空気感が好印象だったです。