『私のもう一度みたい映像ミステリ』~ミステリ学部課題~

さてさてドップリとサボり気味だった本楽大学ミステリ学部。
学期末を向かえ、新たな課題がでた。
そろそろ本気で勉強しないと進級(卒業?)が危うい今日この頃。
それでも締め切り間際にならないと動かないのは、小学校の夏休み以来の習慣か。。。

ということで今回のお題は

『私の○○○○ミステリ』
『ミステリ作家について』

のふたつだ。
とりあえず、どちらか書けばいいらしい。
しかし、振り返ってみると今回のネタにできそうな企画は過去の課題で記事にしたしなあ。

「初めてのミステリは何がいい?」
「ミステリとの出会い」
島田荘司私的ランキング」

さらには「MY BEST」の書庫の記事には

「MY BEST オールタイム 想い出の日本ミステリィ長編版」
「僕の好きな名探偵」
「僕の好きな御手洗・吉敷・横溝」
etc...

ううむ・・・ほんとにネタがない^^;;
とにかくでっちあげてしまえばなんとかなるはずだ・・・。

ということで今回選んだテーマは

『私のもう一度みたい映像ミステリ』


で、どうでしょう。
今まで見た映画・ドラマの中でも印象に残り、もう一度みたい作品を片っ端から上げてみる。
もちろん未見の作品や、CMで見かけた人をドラマに起用して・・・みたいな願望にも触れてみる。
逆にメジャーすぎる作品には触れないという縛りをとりあえずつけてみる。
ううむ・・・新鮮味がない^^;;
いや、背に腹は変えられぬ・・・ということでスタートだ~~~~!!


まずは大好きな乱歩・正史・彬光あたりから。

①『D坂殺人事件』(1992、フジテレビ):明智小五郎郷ひろみ
いきなり変なところからせめてしまいました。正直言うとどこまで原作に忠実だったかとか、犯人役が誰だったかも覚えておりません。
ただ、どこかのシーンで郷ひろみ扮する明智が「コラァ~」というシーンがかっこよかった印象があって、そこがもう一度みたいだけ。

②『本陣殺人事件』(1975、ATG映画):金田一耕助中尾彬
これは前からブログの記事にもふれておりますが、密かな金田一映画の名作。その出来栄えは石坂金田一にも負けません。
あとは中井貴一の『犬神家の一族』もみてみたい気もするけれども。。。
金田一に関しては、CMで演じた田辺誠一の主演物もみたいのだけれども。

③『天才神津恭介の殺人推理 時速240km東北新幹線遠隔殺人トリック!』(1997、テレビ朝日):神津恭介(村上弘明
このタイトルでもわかるとおり火サス・・・ではなく土曜ワイド劇場である。
ちなみに原作は『眠れる美女』らしいが、メイントリックは『人形はなぜ殺される』という珍品。
なんか見た記憶があるのだけれど、さだかではないのでもう一回見てみたい。
近藤正臣バージョンも見てみたいですね^^

このほか乱歩でぜひもう一度みたいのが、

④『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』(1969、東映
一時ブログ仲間の間でも、伝説の人間花火が話題になった怪作中の怪作。
それ以外にもイロイロな意味で見所満点な作品。私も大井町の映画館で観て腰抜かした覚えが^^;;
公式には未ビデオ・DVD化らしいのだけれども、東京は京王堀之内駅近くのレンタルビデオ『Drama』で見た記憶があるのだけれども^^;;;

なんだかここまではテキトーな作品ばかり挙げた気もするが、ここで本気で見てみたい作品。(ここまでは本気じゃないんかい)

⑤『不連続殺人事件』(1991、フジテレビ):巨勢(野村宏伸
高校のときにみたのだけれども、とにかく面白かった印象しか残っていません。
探偵の巨勢を演じた野村さんの飄々とした演技もさることながら、とにかく神田正輝がサイコーだった。
長らくさがしていたのだけれど、現在yahooオークションで入札中^^

さてさて古典の作家さんばかりを挙げたので、ここでもうすこし最近の人の作品を。

⑥『警視庁三係・吉敷竹史シリーズ(3)「北の夕鶴~2/3の殺人」』(2008、TBS):吉敷竹史(鹿賀丈史)←未見
実は今年の1月に放映された作品。見ようと思って見逃してたから。
前回の『灰の迷宮』を見たときの感想は、吉敷が老けすぎだけどドラマは意外としっかりという印象。
シリーズ屈指の愛すべきバカトリックがどう映像化されたのか非常に気になるのですが^^;;

⑦『湖畔の宿殺人事件』(1993)
これだけだとなんのこっちゃわかりませんが、綾辻さんの「霧越邸殺人事件」です。
他の記事でも触れたことはありますが、著者の語る通り最悪の映像化。怖いものみたさです。
どれだけ改変されてたかの記事があったので、それを参考に纏めると、

以下ネタバレ





舞台:冬の館(原作)→夏の温泉宿(ドラマ)
犯人:槍中(原作)→榊(原作じゃ第1の被害者^^;;)
被害者:深月(第3の被害者)→深月(生存・・・おいっ!!)
ラスト:槍中の自殺?(原作)→榊となぜか鈴藤が湖に飛び込み死亡(ドラマ)

そのほか、オープニングで謎の女性が自殺(誰だ?)、ヒロインがオリジナルキャラ。
極めつけは、コブシの効いた演歌調「雨」の唄だったりします(強烈に残る・・・)



⑧「蒲生邸事件」(1998、NHK):尾崎(いしだ壱成)←未見
宮部さんの代表作品の映像化。主演がいしだ壱成ということでメディア化されていない曰くつきの作品(笑)。
正味90分の作品らしいけども、あの小説を90分ってムチャだろうという気がするのだけれども^^;;
これは未見なので、とりあえず見てみたい。ヒロインを演じた奥菜恵はファンだったしな~(笑)。


ここからはオリジナル。

⑨『オールナイトロング3 最終章』(1996、大映):主演 北川悠仁←未見
あまりの残酷描写に映倫が審査拒否、劇場公開されなかったという曰くの作品。
本格というよりホラー、もしくはスプラッタの要素が強いサイコ・ミステリ(らしい)。
これは当時の映画雑誌『キネマ旬報』の企画「期待の俳優50人」みたいなので、主演の北川くんが虐殺を繰り返す少年を演じて評価され、将来を嘱望されていたのでその演技をチェックしてみたいから。(「エコエコアザラク2」にも登場してたらしいが、覚えていない^^;;)
この主演の北川くん、もちろん現在は「ゆず」で活動中の北川悠仁である


⑩あなただけ見えない(1992、フジテレビ):主演 小泉今日子三上博史
あまりに強烈な内容だったからか、未だにメディア化されていないが、上質のサイコ・ミステリ(だった気がする)。
とにかく濃いキャステイングと、目まぐるしく展開するストーリーに毎週引きつけられたものです。
三重人格を演じた三上博史は強烈でした。CXでは再放送してるみたいですが、メディア化切望です^^


いかがでしょうか?
このほかたくさんのミステリが映像化されてます。
あなたのお勧めのミステリ映像があればぜひとも教えてください^^

単位もらえますか、校長^^;;;