『刀語 第9話』(☆3.6)


出羽は天童将棋村―。無刀の剣士・鑢七花と奇策士・とがめは、王刀『鋸』を振るい、心王一鞘流をたった一人で守る汽口慚愧の道場を訪ねる。
とがめがめぐらした奇策に、全身全霊で攻め入る汽口!
一方で、否定姫配下の元忍者・左右田右衛門左衛門による真庭忍軍への残忍な粛清は静かに続く―!

刀語、第九話の対戦相手は、心王一鞘流当主、汽口慚愧。

yahooより

読むほどに書くほどに記事が短くなってるようなこのシリーズ。
いよいよ全体の2/3を過ぎ、クライマックスへ走り出す(?)第9弾。

今回は無刀の剣士、七花が剣を持って戦います。
自らを刀と称す虚刀流。刀を持つと最弱の剣士に早代わりと言われてましたが、ほんとに見事な負けっぷりで刀狩りの旅3度目の敗北。
最初の1回は素人ゆえの読めない太刀筋とパワーに、2度目は史上最強の天才たる姐を相手に。
でも今回は普通の剣士にやられてしまう。
なぜ?どうして?そして勝てるのか?

なぜの回答・・・弱いから
どうしての回答・・・弱いから
勝てるのか・・・物語は続くよあと3回。

まっ、今回は七花というよりもとがめの奇策が炸裂。
見事なまでに卑怯、まさに奇策。
テンションが挙がるんだか下がるんだかわからん。
でも感心はしたぞ。

ところどころで未来とのリンクを感じさせる伏線が果たして最終回までに回収されるのか。
そしてまさかの清涼院とのリンクはありえるのか・・・・

あれ、そういえばアッチはどうなった。。。。


採点  3.6



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