『刀語 第8話』(☆2.8)


姉・七実との死闘を経て、名実共に日本最強となった七花と、伝説の変体刀を七本まで蒐集した奇策士・とがめは江戸の奥地に広がる人外魔境の異界・不要湖へと足を踏み入れる。
"敵"か、"味方"か!?―とがめたちを揺さぶる監察所総監督・否定姫と、配下の元忍者・左右田右衛門左衛門!そして、残すところ四人!
真庭忍軍の次の一手とは―!?
刀語は後半戦に突入!目まぐるしく動く因縁の物語!刀語、第八話の対戦相手は、不要湖を守護する日和号。

yahoo紹介より

大河ノベル刀語』もいよいよ中盤戦最後の第8話。
前作で登場した幕府立ち入り禁止エリア。その中で唯一残された不要湖が今回の舞台。
そして今回の敵、日和号・・・名前でもしやと思ったら、当たりました。
敵はカラクリ人形!!かと思ったら、人形自体が8本目の変形刀。
主人公の七花もつっこんですが、もはや刀と読んでもいいのかどうか。。。

しかもこの戦い、予想通りの展開で倒してしまいます。
最強のロボットを倒すには・・・もうやるならこの方法じゃないってところに見事に落とし込んでくれました。
なんだかな~^^;;;
つ~か、この刀、ほんと使いようがないんですけど。
だって○○を守るために存在するんだったら、別の場所につれていってもねえ。。。

まあほんと読みどころはとがめのライバル、否定姫の正体(今回伏線らしき場面がありましたが、どうなんでしょう)と、左右田右衛門左衛門VS真庭忍軍の因縁ぐらいか?
マンネリズム全開状態ながら、読めてしまうのがさすが西尾維新というところなんですかね~^^;;;
それにしても、このシリーズ、結構たかい点数つけてるなあ。。。


採点  2.8