『コミックス同好会』への挑戦状、あるいは入会届?~その2~

★コミックス同好会ニュース5月号予告、緊急アンケート特集号★
九人の部員にアンケートを実施中。部員以外でも希望者はどうぞ。
⇒Q1.萩尾望都or美内すずえ
 Q2.高橋留美子or鳥山明
 Q3.川原泉or吉田秋生
 Q4.浦沢直樹or細野不二彦
 Q5.二ノ宮知子or井上雄彦
以上の5問について、各々どちらか一人を選び、その魅力について「1問30字以内」で書く。


いや、コミックス同好会じゃないんだけどね。
っていうか会長があの人だしさ、やっぱりライバルとしてはね、入りにくいじゃない。
だから11番目を狙ってるんだよ。

で、こっそりやってみた訳さ、非公認幽霊会員として。

Q1.高橋留美子or鳥山明

A1.『1ポンドの福音』、あれだけかかってその終わり方かい!!

高橋留美子っていやあ、代表作もたくさんだよね。
うる星やつら」「らんま1/2」「犬夜叉」。
でも一番好きだったのは、『めぞん一刻』だったわけよ。

最初はチャナイドレスで現れた響子さん。どうみても天然だったよ。
それがさ、巻を追うたびに綺麗になっててさ、いや絵が上手くなってっただけなんだけどね。
とにかくだらだらした展開が続くくせに、妙に泣けたりする訳よ。
五代くんのプロポーズの場面とか、お墓の前で五代くんが惣一郎さんと会話する場面とか。
もう最高に泣けちゃうわけさ。
もちろん台詞もいいんだけど、やっぱりダラダラと見守ってきたっていうのがあるからなんだろうね。
ま、一番感情移入できるキャラに五代くんを挙げたらさ、あんごさんに呆れられちゃったんだけどさ。
それぐらい煮え切らない展開っちゃ展開なのさ。
でもそれって他のマンガに共通する高橋留美子の面白さだと思うわけ。

で、『1ポンドの福音』。
全4巻の短さもあれだけど、やっぱり刊行年月だよね。

第1巻 1989年7月
第2巻 1990年7月
第3巻 1996年7月
第4巻 2007年3月

なんでこんなに空くんだよ!!
そんなのが許されるのって『ガラスの仮面』だけだっつうの!!
しかも、内容的にはダイジェスト版『めぞん一刻』みたいな感じだし。
10年ぶりに出た完結編も、もうささっと「とりあえず終わらせてしまえ」てな意図を感じるの、俺だけ?
それだったら、5年おきにダラダラ発売されてったほうが伝説になると思うぞ。
そもそも、空きすぎて存在忘れてた人多数でしょ!!

正直これだったら、実写版『めぞん一刻』を見てた方がましかもね。
響子さんが石原真理子っていうデンジャラスっぷりだし、五代くんが石黒賢、四谷さんが伊武雅刀っていうのもタマラン。
なにより一ノ瀬さんが藤田弓子っていうのがそっくりね♪
おっと、ホントに見たくなってきた。。。