「入学式」

今日は入学式。

いままで記事などで何度か触れてきたが、この4月から私は学生になる。
広島市内にある福祉専門学校の社会福祉士科に通うことになったのだ。

一応定員72人だったのもの、私が受験した回(何回かに分かれてテストがある)はなんと受験生が私一人だっただけに、一体何人の学友がいるのか戦々恐々だったのだが、入学式会場には三年制や2年生の学部学科(彼らは制服があるのだ)に混じってスーツ姿がちらほら。
一安心する。

結局のところ人数は38名だった。
そんななかついに11年ぶりに味わう入学式が始まる。
国家掲揚に始まる一連の行事、とにかく起立と着席の繰り返しが多い。おもわずスクワットか!!と思ったぐらいだ。
果たして自分が大学生だったころ、こんなに立ってたか気になった。
まあそんなこんなで10時に始まった式は10時半過ぎには終わり、12時から学校で始まるオリエンテーションまでは食事・・・と思いきや、突然専門学校のクラブ紹介が始まった。
よく考えるとその対象は絶対に2~3年制に通う学生だ。向こうも僕たちは眼中に無いだろうし、こちらもクラブ活動なんてやってる暇があるか!!って思う。
しかしなぜか私たちはこのパフォーマンスを見続けなければいけない。
いつの間にか時計は11時を過ぎ、さらには11時半に。
会場となった区民センターから学校までは歩いて10分。そろそろ時間が気になる。
見計らったかのようにクラブ紹介が終わり、駆け足で学校へ。
おにぎり2個をかっ食らったらもうオリエンテーションが始まってしまった。

生徒の数は38人。年齢も経歴も多彩だ。
最年少は22歳の大卒。もともと入学条件に大卒以上とあるから当たり前だ。上は52歳の女性。
子育てもひと段落どころかふた段落してからの勉強。熱意の程を感じる。
38人中女性は10人ほど(例年より男性の比率が多いらしい)。また半数が福祉・医療系の職種経験がある人。
逆を言えば、半数の人がまったく関係ないところからの転身。
僕もそうなだけにちょっと心強い。

授業の説明を聞いていると、思ったより1日の授業数が少ないの気づく。
毎週時間割が変わるのだが、たとえば来週などは一日2コマ(1コマ90分)しかなく午前中に終わる日もあるのだ。
その割りに毎月テストやレポートがあり、夏には当然現場実習もある。
ということは、自宅等での学習がいかに大事かということだ。
特に今まで福祉系の勉強をしたことのない私はなおさら。

ということで、4月以降来年1月の国家試験まで少々書評の更新ペースが落ちると思います。
まあ過去の長い読書歴からのストックを出していけば多少はどうにかなるものの、もはや忘れているのも多い。
とはいえ、今年は当然勉強を優先しなければならない。
ということで、多少は私の書評を楽しみにしていただいている皆様には我慢していただくということで(←偉そう^^;;;)

新たなスタートに心を引き締めつつも、とにかく死ぬほど思い教科書の袋を引きずるようにして家路についた私であった。