「ミステリとの出会い」・海外編~『本楽大学ミステリ学部』第1回レポート、その4~

さてさて、予告した通り『ミステリとの出会い』海外編でございます。
小学生編はこちら
中学生編はこちら

~中学生・国内編~

今までの記事を含めて何度か語ってますが、僕は海外小説をほとんど読んでいません。
その最大の理由が名前を憶えられないということ。よく登場人物一覧がついていますが、チョイ役はのってないこともありますよね。
だから読んだ本もほとんどが昔の作品。最近のものはほとんど読んでません^^;;

小学生編で挙げた作品以外で当時読んだミステリといえなくもない本となると、ブラム・ストーカー「ドラキュラ」、メアリー・シェリ「フランケンシュタイン」、R.L.スティーブンソン「ジキル博士とハイド氏」といった海外古典ホラー、あとはH.G.ウエルズ「宇宙戦争」ぐらいしか記憶に残ってませんね。

さてさてそんな僕が再び海外作品を読むようになったのはアガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』からだと思います。
うる星やつらのストーリーとは違う(当たり前^^;;)緊張感たっぷりのストーリー、そして登場人物が限定されていたこともあって(笑)、非常に楽しめました。
続いて読んだ『アクロイド殺害事件』、挫折した小学生時代とは違ってなんとか最後まで読みとおしました。有名といえばあまりに有名、フェアかアンフェアかと物議を醸したこの作品で、やっぱり面白い作品は面白いと再確認しました。
その後学校の図書館にあったルブランの『ルパン』シリーズや『シャーロックホームズ』シリーズをむさぼるように読みました。このシリーズで好きな本を上げるなら、ルブランは『八点鐘』、ホームズは『シャーロック・ホームズの冒険』ですかね。
クリスティに関していえばなぜか今に至るまで、ここまで挙げた作品しか読んでません。そろそろ挑戦するべきでしょうか。

さてさてそうこうしているうちに、海外ミステリの中でもエラリー・クイーンと並んで大好きな作家ヴァン・ダインに再び挑戦。
まずは挫折した『僧正殺人事件』。再読してみるとこれが異常なほど面白い。横溝で洗礼を浴びた見立て殺人の面白さに異常な妖しさが加わって、さらにはどうにもこうにも胡散臭い名探偵ファイロ・ヴァンスの薀蓄にどっぷり。犯人の異常性も含めてもう最高です。
その後『グリーン家殺人事件』の再読を初め、12作品すべて読破しました。まあ後半はどうなんだという出来な気もしますが、その辺のショボさも含めて未だに読み返す作家さんの一人になりました。
もちろんクイーンも『14ピストルの謎』の解決を求めて、国名シリーズやライツヴィル物を読みましたが結局たどり着いたの高校の頃でした^^;;

クイーン、クリスティ、ダインとくれば密室界の巨匠J.D.カーを忘れてはいけません。
いけませんが・・・すいません、この人肌に会わない。
名作の誉れ高い『3つの棺』もピンとこなかったし、『帽子収集狂事件』もなあ。。。
『夜歩く』『ユダの窓』は比較的楽しめたのかな。。。

コレ以降になると思い出したように海外作品を読んでいるので、いつ頃読んだのかさっぱり憶えていません。
ということで、他の作家は印象的なミステリを挙げるだけで勘弁してください(笑)。





ウィリアム・L.デアンドリア
ホッグ連続殺人



うーん、もっとたくさんあるはずなんだけどな~。
思い出せない。ブラウン神父も飛び飛びでしか読んでないし、S・キングも『呪われた町』と『ミザリー』ぐらいしか記憶に無いし。。。
うーむ、海外ミステリの授業があったら選択しないとな。。。