ドイツVSエクアドル

グループ突破を決めているチーム同士の対戦になったドイツVSイングランド
それまでの試合を見てる限り、エクアドルにも十分ドイツに勝つ可能性はあると思ってたんですけどね~。

試合開始早々の4分、シュバイシュタイガーのセンタリングを受けたクローゼがダイレクトボレー。あっさりとドイツが先制。
うーん、地元開催のドイツとしてはさすがに負ける訳にはいかないのか、大観衆を背に過去2試合とは見違えるぐらい動きが良かったですね~。
特にクローゼは尻上がりに調子を上げているというか、前線のターゲットとしてヘディングだけではなく当たりの強さや足元の巧さも兼ね備えて、うーん上手くなったなあ~。
そんなクローゼの本気が見えたのが、前半終了間際のゴール。バラックのスルーパスはタイミング的には完璧だったもののやや厳しいコース、それに飛び出したクローゼが相手DFの寄せをもろともせず、最後はGKをかわして追加点。ああ、こんなFWが欲しい・・・・。

前半はほぼ一方的にドイツに攻め込まれたエクアドルも、後半に入り立て直しをみせます。が、エクアドルに流れがきたのかと思ったらそれをあっさりと断ち切るドイツ。
後半9分、ボールを奪ってから電光石火の速攻。右サイドのシュナイダーからのパスを合わせたポドルスキーがあわせて3点目。
この後エクアドルも反撃を試みますが、この日のドイツは動きが落ちません。中盤以降は両チームとも決勝Tを睨んだのかペースダウン。
結局1位ドイツ、2位エクアドルでA組は日程を終了。

ドイツはしり上がりに調子をあげてきた印象。特に不安定な出来だったディフェンスが好調エクアドルを相手に完封したのは大きいんじゃないでしょうか。
トーナメント1回戦の相手は強豪スウェーデン。しかしながらFW陣に怪我人を抱え本調子ではないだけに、上位進出のチャンスではないでしょうか。逆にエクアドルは一回戦がイングランド。素晴らしい内容で勝ち上がったものの、優勝候補の一角が相手だけに突破は厳しいものになりそうです。