『デッド・ゾーン』(ディスクシステム) 1986年、サン電子

今回は企画初のディスクシステムソフト『デッド・ゾーン』であり、しかも初プレイ。
とにかくストーリーもまったく知らないままプレイするので、最初はS・キングの「デッド・ゾーン」と関係あるのかと思ったらそうでも無さそうですね(笑)。
とにもかくにもプレイスタート!!の前に当時のチラシから。

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初の本格的音声合成採用!!なにかそそられると共に昔の映画によくあった謎の音響システム的な胡散臭さを感じます。
そして、「いま、君の頭脳がショートをはじめる・・・・」。やり応えのありそうなアオリですが、実はこのゲームを端的に捉えていたと開始直後に実感。
では今度こそ、スタート!!


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ゲームを開始するとこの部屋から始まります。脱出口は天井の排気ダクトのみ。ここから脱出するのに一苦労。一応AVGですから、コマンド総当り作戦が可能なのですが、いかんせんコマンドが多い!!最終的に21の選択肢が登場、さらに「見る」で視点を変えられるので、この部屋だけでも相当時間がかかります。
さらにコマンドの一部は最後まで使いません・・・・勘弁してください。
ちなみに画面は相棒のロボット「キャリー」が動き始めたシーン。
ここで本格的音声合成の威力が!!
「キャリーどえ~~~~~す」
としか聞こえません。


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なんとかダクトが開いて脱出。ちなみに画面の両側が赤いのは壁が迫ってるから(笑)。


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途中必要な薬品を2回とろうとすると怒られてしまいます。キャリーもせっかくみつけたアイテム速攻捨てたりしてるくせに。


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やっとこさストーリーがなんとなく分かりました。
ようするにマリーがライオネックスさんに誘拐されたと・・・。


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絵だけを見るとさっぱりわかりませんが、試験管に何かの種が入ってるのですが。これがとある作業をすると・・・


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いきなりこんなに成長してしまいます。おそるべき科学!!というかなぜ試験管で生育?
さらにこの木を登ると、このゲーム最大の衝撃が!!


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でっどぞ~ん?2PLAYER?僕は○○でこのゲームをプレイしているのでまさかこれは改造版かと真剣に思ってしまいましたが、いろいろネットを見ると正規版。
そこで始まったのが・・・・


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あの「いっき」のボーナス・ステージ!!仙人の投げるおにぎりを拾っていくわけですが、これがまたシビアな配置!!しかも全部取らないと進めません!!
いったい何を考えてるんでしょうか・・・でも、これオモシロイ(笑)。


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なんとか先にすすみいよいよマリーを発見!!かなり古典的な方法でカプセルを開け、マリーを救出!!しかしそこにライオネックスが・・・。


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ライオネックスさん、ロボットでしたか!!このあと、「2001年宇宙の旅」も真っ青の真実が!!(嘘)
古典SFの定番とお約束を踏まえたラストシーンを経てエンディングへ


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この企画初のエンドロールです。配役にはプレイヤーの名前も。かなり映画っぽいですね♪
しかしそれ以外、マリーもキャリーも全部同じ人物が・・・・さすが、本格的音声合成採用です(笑)




感想

初プレイという事でまず攻略サイトを見ずに挑戦でしたが、とにかく難しい。
選択肢の多さと、ヒントが皆無に近い中でいろいろなアイテムを発見活用していかなければならないなど、今のゲームに慣れてるとその難易度に唖然。
僕も結局最初の部屋から脱出することなく、攻略サイトを見ました(笑)。

ストーリーはそれなりに練られている感はあるんですけど、いかんせんストーリーが短い!!
ただ、ファミコンの能力の限界があるだけに、今のゲーム機でこれを作ったら案外すごいゲームになるんじゃないかとい感じも♪
それにしても、何故SFに「いっき」?なにかサン電子さんはあのゲームに拘りがあるんでしょうか?
いやまあ、あのミニゲーム楽しかったからいいんですけど。
本格的音声合成・・・・びびりますよ、いきなり流れますから(笑)。興味のある人はプレイして確かめて下さい。

さてさて発売順に懐かしのAVGを紹介するこのコーナー。
次のゲームはなにかな~・・・


うわっ、これもAVGでしたか・・・。
当然クリアしたことありません・・・いったいどうなることやら。