森博嗣『S&Mシリーズ』個人的ベスト10

とりあえず、森博嗣さんのS&Mシリーズなんとかすべて記事にし終わりました。
「すべてがFになる」の記事からえらく間が空いてしまいましたが、
yahoo以外の数少ないミステリブログ仲間まじょさんの「森博嗣ブログジャック計画」に強制参加(?)させられたのをきっかけに読書を再開しました。
まあ、僕は他の本に浮気しまくり(ゆき○やさんと同じか?)で全然ジャックしてないんですけど(笑)

 

ということで、とりあえずS&Mシリーズの個人的ベスト10を並べてみたいと思います。
ただ相変わらず、あまり点数と比例しないいい加減なもんですが(笑)。

 

1位  今はもうない(8作目)
2位  幻惑の死と使途(6作目)
3位  冷たい密室と博士たち(2作目)
4位  すべてがFになる(1作目)
5位  封印再度(5作目)
6位  有限と微小のパン(10作目)
7位  笑わない数学者(3作目)
8位  詩的私的ジャック(4作目)
9位  夏のレプリカ(7作目)
10位 数奇にして模型(9作目)


こんな感じになりました。
多分1位、2位はそれぞれ好みの部分があるので絶対にかわらないような気がします。
3位はわりと地味なのですが、この犯人像が個人的には好きだったのです。
4位はあの犯人を生み出したという点でも良かったですね。
5位は科学トリックの部分で賛否が分かれるかもしれませんがそれはそれでボクはOKでした。
6位はラストとかは大好きなんですが、いかんせん物語の濃度のわりに長すぎて。
7位、逆トリックで作品の評価は変化しませんでした(笑)。
8位10位は読んでて辛かった作品。
9位はラスト直前までは上位にいれてもおかしくないぐらい良かったのですが、あのラストのラストがボクにはダメだったので、一気にこの順位に。

 

みなさんはどんな感じでしたか?
次は小休憩を挟みつつも「Vシリーズ」に突入する予定でございます。
 

(2006.8.14 ブログ再録)