それは、数年前の5月ぐらいの事、埼玉県のとあるJRの駅で、僕はマンションのティッシュを配ってました。
午後からは、小雨がぱらぱらと降ったりやんだりの天気の中、淡々と配っていると、改札からジャージ姿の女の子の集団が。
引率の先生らしき若い女性(記憶の中では美人)もいたので、恐らく中学生の部活で出掛けた帰りなんでしょう。
改札の前に集合した彼女たちに、引率の女性はお約束の挨拶を。
先生「お疲れ様でした」
生徒「お疲れ様でした~」
(やっぱり部活か何かの帰りかな。若いね~)
先生「今日はまっすぐ家に帰ること」
生徒「はい!!」
(俺にもあんな初々しい頃があったね~~~~)
先生「家に帰ったら、風邪を引かないように、すぐに着替えて下さいね。」
生徒「はい」
(そうそう、雨で濡れちゃうからね~~~~)
先生「今日残したお弁当は、必ず明日もって来るように」
生徒「はい!!」
先生「それではさようなら」
生徒「さようなら~」
(そうそう、残した弁当は………………………………………)
えっ、残した弁当は明日持ってくる???
5月ですよ?おかず。痛みませんか?
いや、それ以前に残した弁当をどうするつもりなんですか?
未だに答えが分かりません。
もしかしたら先生のボケかもしれませんが、生徒達はそれまで同じテンションで答えてました。
はたからみてる分にはボケだと思えませんでした。
それ以来そんなフレーズには一度も会ってません。
皆さんの学校でも次の日残した弁当持ってきましたか?
少なくとも僕は知りません。大学時代に貧乏のため大学の裏山で雑草を取って食べてた友人と同じくらい謎です。
(2006.5.18 ブログ再録)