これは、昔「週刊少年サンデー」に連載されていて、当時すごくはまった漫画です。
設定は、初恋の人とのデートを直前に死んでしまったヤンキー高校生銀次が、天使(?)の力でペンギンに生まれ変わり、ヒロイン美奈子と暮らしながら、彼女を守るというラブコメです。
まあ、この主人公の2人がばかみたいに純粋で、主人公の死んだ直後に待ち合わせの場所に現れるヒロインの姿にいきなり涙させられました。
全体のギャクも、笑いというよりはほのぼの系で、登場人物のキャラもそれなりにたっていて楽しく読めます。
設定として、彼女に正体がばれないまま寿命をまっとうできたら、再び人間として彼女の前に現れる事が出来るので、彼女にばれないように苦労するペンギン銀ちゃんの姿がいじらしくも可愛いのですよ。
特に自分の意思とは関係なくペンギンとして発情期を迎えた時の銀ちゃんの表情が大好きです。個人的にペンギンが好きなので、なおさら読書欲を書き立てられた訳で(笑)。
最終巻、ふたたび命の危険にさらされた美奈子を助けるために規則をやぶり自分の命をかけて彼女を守る姿は、もう電車で読みながらないてしまい、周りの人からは笑われてしまいましたね。
2人を待ち受ける結末はどうなるのか、それは自分の目で確かめて下さい。
とにかく面白くて、そして泣けますよ~。
(2005.12.26 ブログ再録)